おはようございます。
「はやい」という単語と言えば"early"と"fast"が一番に頭に浮かぶかと思います。"early"は、時間や時刻などの「早い」で使われます。それに対し"fast"は乗り物や人・動物などの動きに対する「速い」で使われることが一般的です。
まず"early"については、「朝が早い」や「早めの到着」などはもちろんですよね。
海外では「早い時期」という意味でも使います。例えば「初夏」は"early summer"といいます。"first summer"なんて言ってしまいそうですが、それは恥ずかしい間違いです。
同じように、「12月の上旬」などその月の早い時期も"early December"のように言い表せます。
ちなみに"early"の表現で、"early bird"という言葉があります。
直訳してしまうと「早い鳥」となり、何も知らずに言われるとちんぷんかんぷんです。
"early bird"とは、「朝早く起きる人」や「予定より早く着く人」という意味でよく使われます。
海外のレストランやカフェなどの飲食店では、"early bird rate"といって早朝割があったり、"early bird sale"という早朝からのセールなどがあったりします。
日本にもこのようなセールや安いメニューなどがありますよね。
日本の「早起きは三文の徳」ということわざも海外では、"The early bird catches the worm."ということわざで存在します。ここでも"early bird"が使われます。
直訳すると「早起き鳥は虫を捕まえる。」となり、日本と同じ早起きをすることで得をするという意味です。
それらに対し、"fast"は、物や動物、人の動きに関する「速い」で、日本だと「ファストフード」という言葉も存在しますね。
注文したらすぐに出来上がり食べることができるお手頃な食べ物です。
"fast"と言えば、とにかくスピードについて言うことが多いと思います。
話すスピードが早い場合などでは、"speak too fast"と表現しますよね。
その他、よく私たちが使うフレーズでも"fast"は活躍します。
「飲み込みが早い」という場合でも"fast"を使い表現します。
"fast learner"で 直訳すると「早く学ぶ人」となりますが、理解力が高くすぐに飲み込んでしまう人に対しての表現です。
反対に「飲み込みが遅い」は"slow learner"となります。
そして「頭の回転が早い人」も"fast thinker"となります。
どちらも直訳してしまっても分からなくもないけど、出来ればすぐに頭の中で正しく翻訳できるようにしておきたいですね。
しかし「早いもの勝ち」こそ"fast"が必要な気もしますが、"First come, first served. "となります。
直訳すると「最初に来た人が、最初にサービスを受ける」というフレーズですが、これは「先着順」や「早いもの勝ち」という場合では決まり文句なので覚えておいて損はなさそうです。
「はやい」をきちんと使い分けられるWebで翻訳
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