おはようございます。

 

9月といえば、日本はお月見シーズンです。
お月見といえばお月様はもちろん、日本だとウサギやお団子、ススキが連想できます。

 

では、海外では「お月見」とは存在するのでしょうか?
少なくとも、海外の方が「月」には関心があるようにも感じます。

 

今までにストロベリームーンやブルームーンなどなどいろいろなお月様の変化にも気づき、

何か特別な文化もあり、実際に月を使った表現や言葉も存在します。

アジアでは日本と同じように「お月見」の文化は存在します。

まず、中国では「春節(旧正月)」が1年のうちで一番大きな行事です。
お月見の日も「中秋節」といい、盛大に祝う祝日となっています。

日本のようなお淑やかな雰囲気とは打って変わって、

カラフルな灯篭やランタンが飾られお祭り騒ぎなのです。

 

どの飾りやイベントにもそれぞれ意味があり、

中秋の満月を家族全員で一緒に眺めることで家族円満を願うとされています。

また、日本はお月見団子を食べますか、アジア圏ではお団子ではなく、

「月餅」と呼ばれる焼き菓子のようなものを食べることが一般的です。

これまでの内容は香港や台湾でも同じです。
香港ではさらに月餅にまつわる民族的神話の由来も存在します。

古来中国を支配したモンゴル帝国に対抗した漢民族のクーデターにまつわるお話で、

旧暦8月15日の中秋の夜にクーデターを起こそうとしました。

 

監視が厳しく、それでも人々に協力を求めるために兵士がお菓子の中に「

8月15日に皆で一緒に反抗しよう!」というメッセージを忍ばせて各地に配ったのです。
そのお菓子こそが「月餅」だったのです。
クーデターも無事成功したのでした。

台湾では、お月見は重要な民族行事に当たります。
そのためお月見の日は全台湾が休日となります。
(なので、観光は避けた方が良さそうです。)
他の国と違うことは、月餅と一緒に大きな柚子を食べるという習慣です。
さらに柚子を食べたあとは、その皮を使って遊んだり芸術品にしたりします。

柚子の皮を剥ぐことに意味があり、台湾ではただ「柚子の皮を剥ぐ」のではなく、

「柚子を殺す」や「鬼の皮を剥ぐ」と言われています。

それには「邪気を払う」という意味があり、
柚子の皮を剥ぐことで悪いものを追い払うことができるという由来があるのです。

 

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