おはようございます。
私たちは日常生活で他人に提案をしたり、誘ったりすることは様々なシーンであります。
提案や勧誘とをするという意識が自分自身になくても、発言や会話内容を思い返してみると、
「こうしてみたらどう?」「~しない?」という発言をしています。
「~してみたらどう?」
"Why don't you~?"
こちらが提案する際の一般的なフレーズです。
もっとカジュアルに、"Why not~?"でも十分通じます。

しかし、会話中に急に投げかけられると、ついて誤解してしまっていませんか?
直訳すると「どうして~しないの?」となるし、"Why"と言われてしまうと、
ついつい"Because ・・・"と返そうとしてしまいますよね。
"Why don't you~?"とは""You should ~"「君は~した方がいい」
というものと同じ意味です。
そして"should"を日本人は「~すべきだ」という意味だと
覚えてしまっている方が多いかと思います。
実は"should"はそこまで硬いものではなく、
「~した方がいい」というニュアンスでで使われることの方が多いのです。
「~した方がいい」(さもないと大変なことになる)というニュアンスで
伝えるなら"had better"がふさわしいと言えます。
なぜ、このようにいくつかのパターンを紹介したのかと言うと、
"Why don't you~?"は、とてもカジュアルな表現なので、
親しい間柄での活用をおすすめしたいからです。
なので目上の方や年上の方に使うととても失礼に当たります。
"Why not"ともなれば、以ての外です!
そして、"Why don't you ~?"は場合によっては「どうして~なの?」という意味の
場合もあるので、その時の会話の流れに応じて判断が必要です。

親しい間柄での活用と限定してしまえば、少しの勘違いや思い違いは許されるかとは思いますが・・・
また、"Why don’t we ~?"にすると「~しよう」というお誘いの表現になります。
こちらも直訳すると、「なぜ一緒に~しないのですか?」となりますが、
私たちが普段よく使う"Let's ~"とほぼ同じ意味として使われています。
"you"を"we"に変えることにより、提案の文法をお誘いに変えることができます。
意味としては、「we =私たち」すなわち、"you"だけでなく、
自分と話している相手を含めての提案、「一緒にしましょう」というお誘いの文法になるのです。
こちらもかなり砕けた雰囲気の口調になるので、
目上の方や仕事上での会話などでは不向きな文法になりますので、注意が必要です。
翻訳のプロ集団に翻訳を依頼してみませんか?↓
Webで翻訳
Webで翻訳オフィシャルブログでは、翻訳、言語、その他の事をアメブロとは違う内容で書いてます。
最新記事は脱ぐは英語でなんていうの?ニュアンスで使い分けよう!(2018年6月6日)