一世を風靡した「お・も・て・な・し」ですが、
意外にも日本人が何気なく普段行うおもてなしには、
中には海外観光客から不思議に思われたり、
時には誤解を招いて不快な思いにしてしまったりすることもあります。
例えば、飲食店では当たり前のようにおしぼりを出します。
海外のお客さんに食事をする前に手を拭くものだと伝えると、
「私たちの手が汚いということ!?」と少し怪訝そうな表情を見せる人もいるようです。

しかし、海外からの日本の礼儀正しい姿や対応にはとても好評ですよね?
海外観光客が評価している日本の親切さや礼儀正しさというのは、
日本人ひとりひとりのふとした時の親切心や臨機応変な対応、礼儀正しい姿なのです。
そして、少し不満に思ってしまっているのは事業サービスや飲食店、
旅館などでの対応であることがわかりました。
もちろん、皆が皆ではなく、一概に言えることではありません。
おしぼりの件も説明をすれば、「おもてなし」について理解はしてくれます。
しかし、中には日本のやり方やルールを押し付けられているという感情を持った方や
堅苦しく感じる方がチラホラいるようです。
そして意外にもそのような現象が大型連休中に起こりがちなんではないか?
と考えられているわけです。
どういうことかと言うと、日本では連休や季節などによりお客さんの波が激しいです。
所謂、「かきいれ時」というもので、忙しい時にはなんだかんだで一組のお客さんに
何から何までおもてなしをすることって難しいです。
そして日本人はマニュアル通りを忠実に行います。かきいれ時の忙しい時であれば尚更のことです。
これらの対応が原因の1つではないか?と考えられるようになったのです。

もう2年もすれば、東京オリンピックも開催されます。
そうなれば、今以上に海外観光客は増えるだろうし、
地方からの観光客も当然東京やその周辺には殺到することは当然想像がつきます。
しかし、今のままでは「おもてなし」どころか、
日本の事業サービスに対して不満に思われてしまうことは増していくばかりです。
東京オリンピックに向けて様々な面で工事、改装、メンテナンス、建設が行われていますが、
「おもてなし」の在り方や、日本での考えやサービスと海外からの反応や海外の人々が
思うおもてなしの食い違いを理解・改善が必要とも言えます。
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