おはようございます。

 

みなさんは「グリーンスクール」というものをご存知でしょうか?
もうここ数年の間にチラホラ話題にもなったりしていたので、

チラッと名前だけは聞いたことがある方もいるかと思います。

 

グリーンスクール」とは、インドネシアのバリ島にあるもので、

スクールと付くだけあり、学校です。

 

どんな学校かと言うと、「エコ」な学校なのです。

実は世界中から注目をされており、いろんな国の子どもたちが在籍している

インターナショナルスクールです。

 

外観は全ての建造物に竹が使われています。
そのデザイン性もかなりのハイレベルなのですが、驚くのはそれだけではありません。
校舎だけでなく、実際に使用する机や椅子、遊具など、校内のありとあらゆる場所・物に

竹が使われており、とてもユニーク且つハイクオリティーなのです。

 

窓などのガラスやドアはどうなのだろう?と思いますよね?
窓もドアもありません。

壁自体がないのでかなり開放的な空間で角のない丸っこい机で皆で輪になったり

グループに分かれたりして授業を行っており、とても日本では考えられないスタイルです。

 

おそらく海外のスクールでもあまり見かけない光景だと思います。

 

そしてクリエイティブな学習を受けて、エコな生活を送っているのです。
日本でも「エコバック(マイバッグ)」やリサイクル資材の回収などが行われており、

昔に比べてエコに関心を持ちやすかったり、参加しやすかったりと、割と身近なものとなりました。

 

しかし、グリーンスクールのエコは私たちの思っているエコとは遥か上を上回ります。

皆さんは自分のトイレ事情について考えたことがありますか?
これから熱中症・熱射病が増える季節です。
水分補給はしっかり心がけなければ、命を落とす危険性があります。
水分補給をマメにすることがとても大切なことですが、

そうするとやはりトイレも近くなりますよね。
一回の用をたして流すのに、平均6リットルは水を必要とします。
なので一日の間に5回も行けば流すためだけに30リットルはあっという間に使ってしまうのです。

 

そこでグリーンスクールで活用されているトイレが「コンポストトイレ」です。
コンポストといえば、田畑の肥料を作る際に生ゴミなどを入れることが一般的なことですが、

排泄物を微生物の力で分解し、排泄物を自然に戻し更には自分たちが栽培している畑に

堆肥として再利用するので、とても画期的であり究極のエコだとも言えます。

 

しかし私たちの私生活で取り入れれないこともできませんが、なかなか勇気がいることです。
だからといって、トイレを我慢したり水分補給を控えたりすることは危険です。
そこまでは出来ないにしても、このようなものを目にすれば「何にか自分に出来ることは?」と

エコに対して前向きになれる気もします。

 

グリーンスクールでは、まだまだ私たちが仰天するようなエコな学習・生活を送られています。

また、竹のアーティスティックな開放的な空間で清涼感も味わえるのもポイントです。
見学も可能なので、ぜひバリ島に行かれた際は

グリーンスクールの見学もされてみてはいかがでしょうか?

 

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