おはようございます。
日本のアニメの中でも人気のジブリ作品。
1月には「魔女の宅急便」が放送されていました。
スタジオジブリは日本ではもちろん、海外でもかなり人気が高いアニメです。
その中でも「魔女の宅急便」は日本人の要素も持ちながら、
キキが修行の場として訪れた街は海外のようなレトロな雰囲気です。
皆さんは舞台になった国をご存知ですか?
ずばり、それはスウェーデンのストックホルムとヴィスビューです。
お話の中でキキは「海の見える街に住む」とも言っていましたね。
文字通りの街並みで、ストックホルムもヴィスビューもキレイな海が見えます。
ストックホルムに関しては世界都市で、「水の都」や「北欧のヴェネツィア」とも呼ばれています。
そして、キキの魔女になるための修行や人としての成長の物語なのですが、
最後の飛行船のシーンがありますよね。
飛行船の事故と言えばやはり「ヒンデンブルク号爆発事故」が頭に浮かびます。
イギリスの有名なロックバンド、レッド・ツェッペリンのデビューアルバムのレコードの
ジャケットにも使われていたので、やはり「魔女の宅急便」での飛行船事故のシーンも
ヒンデンブルク号が題材に使われたと思われている方が多いのではないでしょうか?
しかし、魔女の宅急便での飛行船事故の元ネタは他にあったのです。
実はアメリカの「ロサンゼルス号の倒立」という事故で、
魔女の宅急便の「自由の冒険号の倒立」と同様、
奇跡的にも死傷者はゼロだった事故です。
この事故は1927年にアメリカ海軍が起こした飛行船事故です。
事故の写真と魔女の宅急便でのシーンを見比べると、
追突した建物は違えど飛行船の状況は同じ状況でそのまんまです。
アニメを通じて海外のいろいろな風景や歴史を垣間見ることが出来るのです。
今回は「魔女の宅急便」を通じて知ることが出来ましたが、
案外いろいろなアニメで海外の土地のことや歴史、
出来事を知ることが出来るのかもしれません。
今後、ちょっとだけ見方が変わり新しい発見に繋がる予感がしますよね。
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