正月七日も過ぎました。
七草粥を食べましたか?
これからどんどん寒くなるばかりです。
鼻水もグズグズ、ダラダラなる季節です。
ティッシュが目の前にあればすぐにでも噛んだり拭ったりすることが出来るのですが、
ついつい手や洋服の袖でサッと鼻を擦ったり、鼻をすすったりしてしまっていませんか?
実は日本では当たり前のようにしているこれらの行為ですが、
海外の方々から見るととても見苦しい姿なのです。
鼻水をすすることは相手をとても不愉快な気持ちにさせてしまい、
特にヨーロッパ辺りの方からは嫌がられるので注意が必要です。
その他にも、ヨーロッパではくしゃみをしたら「Excuse me.」ということが当たり前です。
ちなみに、トルコではくしゃみをすると周囲の人が「チョクヤシャー」と声を掛けてくれるそうで、
「どうぞ長生きを」という意味が込められています。
このようにヨーロッパでは今の寒い季節には鼻水・くしゃみに対するマナーや気遣いがとても大切です。
実はそのような文化ははるか昔からあるようで、
私たちも馴染みのあるスーツやジャケットの袖に付いているボタンと鼻水事情には深い関わりがあるのです。
誰もが詳しくは知らなくとも必ず名前は聞いたことがある、フランス皇帝ナポレオンが考案したものです。
1812年、フランスはロシアとの戦争で最終的に寒い時期にナポレオンはロシアにじわじわと進軍していました。
兵士はあまりの寒さに流れる鼻水を軍服の袖で拭くため袖ががピカピカになり、
とてもみっともない姿であったため、ナポレオンは袖にボタンを付けて鼻水を拭けないようにしたのです。
ナポレオンがマナーや気遣いのきっかけとはっきり言いきることは出来ませんが、
古くから身だしなみや周囲への気遣いがヨーロッパの方々には根付いているのかもしれません。
日本では当たり前の鼻をすする、拭うという行為は日本ではどうってことないことですが、
海外旅行や移住、外国人と関わる前に直しておいて損はないかもしれません。
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