ウェブサイトのアクセスアップの基礎基本、集客手法と方法【SEO対策編】 -3ページ目

ウェブサイトのアクセスアップの基礎基本、集客手法と方法【SEO対策編】

SEOの専門家による効果的なアクセスアップ手法の指南。Google・Yahoo・BingのSEO対策。


最近のGoogleでは通常、被リンク設置ページがクローラーに巡回・収集されインデックスされても、直ぐには順位は上がってこない事が多いです。
認識された被リンクがGoogle検索に少しずつ染み込んで行くような形で順位が上がってきます。
新たに「Google検索が認識した被リンク」を直ぐに評価するのでは無く、時間をかけて少しずつ少しずつ評価していく傾向が最近のGoogle検索にはあります。

もちろん直ぐに評価され検索順位に反映される被リンクもありますが、評価されるまでに掛かる期間は各被リンクによりバラバラです。
基本的に、張った被リンクから本来の評価を引き出すまでにはある程度の時間が必要になるとお考えください。

Google検索のクローラーは巡回頻度・巡回能力が高いため、被リンク設置から被リンク「認識」までにそれほど時間を要しません。
但し、上記のようにリンクを評価するまでに時間を要する事(=Google上位表示要因「リンク年齢」)が多いため、順位反映にはそれ相応の時間が必要になります。

Googleはクローラーの巡回頻度・収集能力が高くインデックス能力も非常に高い事で知られておりますが、新規で制作したばかりの被リンク設置用Webサイト(=被リンク供給用の衛星サイト)は別です。
新規制作の被リンク設置用Webサイト内のページ群を十分にインデックス化(存在するページを認識してもらう事)させるには数週間から数カ月は必要です。
このインデックス化までの期間は短縮させる事も可能でして、SEO業者の場合は衛星サイト自体にもSEO対策を施すことで衛星サイトのインデックス化短縮を図ります。(※但し、無理がかからない範囲で。衛星サイトに無理をかければ逆にリスクを高める)

Google検索に被リンク設置ページが認識されて初めて貴ページ(貴URL)の検索順位にSEO効果が反映されますので、衛星サイト内のページ群をGoogle検索にインデックスさせる事は非常に重要です。
以下は被リンクが実際にGoogle検索に認識されている事が前提での話となります。

Googleでの対策URLの順位の上がり方は主に二つあります。
1,被リンク評価を溜めに溜めて一定期間ごと(閾値越えをするたび)にグワッと順位が上がるパターン(※競争の激しいキーワードで、このパターンが多い)
2,リンクが張られるたびに少しずつ少しずつ小刻みに順位が上がるパターン
大体このどちらかです。

「1」の場合は、外部から被リンクを浴びせても「閾値を越える」まで順位は動きません。
「数カ月~一年前後」動かない事もあります。
この場合、「被リンクが効いていない」と勘違いするお客様がいらっしゃいますが、被リンクは「効いて」おります。
「2」の場合は、被リンク効果が分かり易いと思います。
被リンクを張るたびに順位が上がってきますので。

また対策URLの順位の上がり方を別視点から見る事も大切です。
対策URLの順位の動きを「大きな時間軸」の中で見ますとこれも主に二つあります。
A,被リンクを張る事で順位が上がり続けるURL
B,被リンクを張る事で順位が「圏外⇒65位⇒圏外⇒36位⇒20位⇒圏外⇒40位⇒14位⇒7位⇒圏外⇒7位⇒4位⇒1位」のように大きく上下しながら上位表示されるURL
※「A」のパターンは『競争相手の少ないキーワード』や『Googleで評価の高い強固なURL』で多く発生し、「B」のパターンは『競争相手の多い難関キーワード』や『Googleで評価の低い脆弱な対策URL』で多く発生する。

上記の順位の動きは数週間の動きではありません。
数カ月から1年前後くらいの中でこのように動く事があるのです。
強力な競争相手が多数参戦している超難関キーワードであれば数年くらいこういった動きが続く事もあります。

上位表示が極めて困難な超ビッグキーワードの場合は、上記の65位を650位に、36位を360位に置き換えると理解し易いと思います。
予め対策URLの順位が今後どのように動くのか知っていればSEOの舵とりで、判断を誤る事も無いと思います。
対策URLの順位の上がり方を知っていれば、途中で対策URLが圏外行きになっても動じる必要が無い事が分かります。

対策URLの検索順位が途中で圏外まで落ちたり、順位を大きく落としたりする事は、順位を上げて行く過程で「普通に発生」する事です。
ですので、心配する必要はありません。

外部リンク対策(被リンク対策)の進行とともに、ストレートに順位が上がってくるURLがある一方で、順位の大きな上下動を繰り返しながら上がって行くURLも存在するということです。
被リンク付けの過程で順位の大きな上下動を伴うパターン「B」タイプのURLの場合は「圏外→65位→圏外→34位→圏外→22位」等のように大きなレンジ(range)の中で順位変動を繰り返しながら順位が上がって行く傾向があります。
被リンク付けの過程で順位の大きな上下動を伴わないパターン「A]タイプのURLの場合でも「8位→17位→7位→19位→3位」のような小さなレンジ(range)の中で順位変動は起こります。
パターン「A」タイプのURLの場合は、小さな順位の上下動を繰り返しながら順位を上げる傾向があります。

貴URLがパターン「B」タイプのURLだった場合、被リンク付けで「順位が落ちた」「上がった!」と一喜一憂を繰返す事になると思います。
しかし、多くの場合はそのまま被リンク付けを続けて行くと段々順位変動幅も小さくなり最終的には1位などの上位で順位は固定化されます。
ですので、大きな順位変動にも慌てる必要はありません。

昔は半年以内に殆どの被リンクからSEO効果が出力され検索順位に反映されましたが、最近は半年以上経過してから効果を発揮する被リンクが多くなって来ました。
半年以上経過してから効果が顕れる被リンクが増えてきたのはGoogle検索のフィルターが原因です。

GoogleのSEOフィルターは非常に敏感に反応します。   
不自然な増え方をした被リンクを検知し一定期間それらの被リンクからSEO効果が出力されないよう調整するのがフィルターの役割ですが、かなり有効に機能しております。
被リンクがGoogle検索に認識されても順位に中々反映されないケースが増えてますが、裏にはGoogle検索のフィルターの活躍があります。
被リンクがGoogle検索に認識されているのに直ぐに順位に反映されない事が増えたため「被リンクが効かない」「もはや被リンクに上位表示効果は無い」と勘違いする方々が最近増えております。

しかし、実際のところはGoogleのフィルターに引っ掛かかり「一時的」にSEO効果を失っているだけでして、被リンクが効かなくなたわけではありません。
今現在もURLの検索順位は「被リンク」で決まっております。
URLの検索順位決めに最も大きな影響を与えるのは「被リンク」です。

「被リンク」は現在においても上位表示の「最重要要因」です。
今現在も最終的には順位は「被リンク」で決まります。
現在のSEO対策ではGoogleのフィルターが非常に敏感に反応する為、「被リンクを付けるタイミング」や「被リンクの付け方」が重要になってきているだけでして、「被リンク」自体の重要度は下がってはおりません。
最近は「被リンクの重要度が下がった」という意見をWeb上でよく見かるようになりましたが、それはただの勘違いでしてGoogle検索のフィルターの影響で被リンクの重要度が「下がったように見えるだけ」です。

被リンク対策を複数のURLに同時に施した場合、対策するURLにより順位反映までにかかる期間は異なります。
被リンクの効果がすぐに順位に反映されるURL(Webサイト)がある一方で、同じ被リンク媒体から同じキーワードでリンクを張っても被リンク効果が出るまでに時間が掛かるURL(Webサイト)もあります。

また被リンク自体についての話ですが、被リンクを設置すれば直ぐに検索エンジンに「被リンクとして認識」されるわけではありません。
被リンクには2つあります。
1つは検索エンジンに「被リンクとして認識されている」被リンクです。
もう1つが検索エンジンに「被リンクとして認識されていない」被リンクです。
どちらも被リンクですがSEO上、価値があるのは「検索エンジンに認識されている被リンク」です。

被リンクを設置したページ(=URL)が検索エンジンによりインデックス(検索エンジンに認識され登録)されて初めて「有効な被リンクとして認識」されます。
新たに被リンクを設置したページ(URL)がGoogle検索にインデックスされるのに2週間要した場合は、その新たな被リンクがGoogle検索で「有効な被リンクとして認識」されるのは被リンク設置から2週間経過後という事になります。

Google検索のクローラーというロボットが被リンク設置ページを巡回し、そのページ情報を収集(要はコピー)して持ち帰り、Googleのインデクサーに登録されて初めて被リンク設置ページに掲載された貴URLのリンクが「有効な被リンクとして認識」されます。
クローラーの巡回頻度は各WebサイトやWebサイト内の各ページ毎で異なります。
その為、本日設置した貴URLの被リンク設置ページが2週間後にクローラーに巡回・収集され、2週間後に設置した被リンク設置ページがその日に巡回・収集されれば、同じ日に「被リンクとして認識」される事もあり得ます。
被リンクを設置して直ぐに順位反映されたり、数カ月経過後に順位反映されたりと、順位反映にバラつきが出る理由の一つは、設置した被リンクがGoogle検索に「有効な被リンクとして認識される日」が被リンク設置ページ(URL)ごとに異なるからです。

また先ほど申し上げた通りでして、Google検索では被リンクとして認識されてから順位反映までにかかる期間が昔と比べると「かなり」長くなって来ております。
先ほどGoogle検索のフィルターの話をさせて頂きましたが、順位反映に時間が掛かるようになった原因にリンクエイジ(リンク年齢)も挙げられます。
「リンクが張られてから十分な期間が経過していない被リンクは信用しない」というのがGoogle検索の考えにあります。

順位反映までの期間はクローラーによる被リンク設置ページの巡回・収集やインデクサーによるインデックス登録日だけ決まるわけでは無く、Webサイトの年齢・Webサイトのトラスト(現時点での貴サイトの検索エンジンからの信用度)・ドメイン評価(現時点での貴ドメインの検索エンジンからの評価)・各URLの状態やその他貴Webサイト内部の複数の要因によって決まります。
そのため、貴URL群に同時に外部被リンク対策を施しても順位反映期間は各URLごとでバラバラになります。

>質問:コンテンツ内のstrong tagの数はいくつが適切ですか?

使う場合は、1個で十分です。
また、一個がベストです。
一個であればペナルティを受ける可能性もゼロです。

ストロングタグは上位表示を連発しているWikipediaのページソースも参考になります。
Wikipediaは各ページのコンテンツ内でストロングタグを一個使うのみです。

コンテンツ上段のターゲットキーワードをストロングタグで一個だけ括るのがベストのやり方です。
<strong>ターゲットキーワード</strong>のように「ターゲットキーワードのみを括る」のがポイントです。
繰返しますが、「キーワードのみ括る」、これがポイントです。