ウェブサイトのアクセスアップの基礎基本、集客手法と方法【SEO対策編】 -2ページ目

ウェブサイトのアクセスアップの基礎基本、集客手法と方法【SEO対策編】

SEOの専門家による効果的なアクセスアップ手法の指南。Google・Yahoo・BingのSEO対策。


単語と単語間を「ハイフン」で区切っている点もSEO上プラスに働きます。
連続した文字列のURLであっても、検索された際には該当部分がハイライト表示(強調表示)されますが、「ハイライト表示されるだけ」です。
ハイライト表示されているだけでSEO効果は何もありません。

単語と単語の区切りにアンダースコア(アンダーライン)を用いるとSEO上マイナスとなります。
Googleの場合は、昔からアンダースコアを「区切り」として認識しておりません。
ですので、SEOを意識する場合は、アンダースコアは使用しないほうが良いと申し上げられます。
なお、Bingはアンダースコアでも「区切り」として認識します。

ハイフンは主要検索エンジン群が「区切り」として認識しますが、アンダースコアは検索エンジンによっては「区切り」として認識しない場合がございます。
よって、可能な限りアンダースコアは使わない方向で「URL設計」を行って頂けたらと思います。

現在、YahooジャパンでGoogle検索が採用されている為、SEO対策(=Google SEO対策)を指すようになっております。
Google検索での検索順位が、そのままYahoo検索で検索順位となりますので、Google検索で上位表示を目指す事がYahoo検索の上位表示に繋がります。

貴URL群を上位表示させる上で一番重要なSEO要素は「被リンク」でございます。
特に貴Webサイト以外の「外部のWebサイト」から獲得する外部リンク(外部被リンク)が重要です。
検索上位表示豚では、この一番重要な外部被リンク対策を中心にSEO対策を進めて参ります。

外部のWebサイト群から獲得する自然風な被リンクをタイミングを見て着実に増やしていく事がGoogle検索(=Yahoo検索)での上位表示に繋がります。
以前のGoogle検索では、他の検索エンジン(旧ヤフー検索のYST等)では人工リンクと看做される被リンクであっても「自然リンク」と看做される傾向がありました。
そのため以前のGoogle検索では「自然リンク」と定義できる被リンクの範囲が広くなり、難関キーワードでは「被リンクの量」合戦を制した者が上位表示されておりました。
過去においては上位表示させるのに、より多くの「被リンクの量」が必要であり、より多くの作業量が必要だったのですが、最近は少し違います。

「被リンク付けの作業量さえ増やせば順位は上がる」というほど単純では無くなっております。
昔よりも被リンクを「人工」と「自然」に選り分けるGoogle検索のフィルターの精度が上がっている為、「人工被リンク」と認識されない計算ずくの被リンク付け(被リンクの質)が必要とされております。
例えば、対策URLに短期で大量の被リンクを付けてしまうと、被リンクが「自然」ではなく「人工」側に選り分けられてしまう傾向があります。
貴URLの検索順位を上げるには、貴URLの被リンクが「自然」なリンクとして検索エンジンに認識されねばなりません。
その「自然」の範囲内に収まる被リンク付けを行う事を目的に設計したSEOサービスが検索上位表示豚です。※被リンクの質(被リンクの強度)重視のSEOサービスが検索上位表示豚

現在もGoogle検索での上位表示で一番重要なのが被リンクである事に変わりはありませんが、昔よりも「自然」と判断される被リンクの範囲が狭まっております。(=要求される被リンクの質が上昇している)
その為、「自然」の定義から漏れる多くの被リンクが「有効な被リンク」として機能せず、SEO対策人の中には「被リンクは上位表示に効果が無い」と勘違いする方々まで出てきている始末です。
現在も被リンク合戦で勝負が決まる点に違いはありませんが、『被リンクが「被リンク」として機能して初めて被リンク合戦の土俵に立てる』というのが現在のGoogle検索でございます。
昔よりもGoogle検索では「一定期間内での適量の被リンク付け」や「不自然では無いアンカーテキストによる被リンク付け」が上位表示要因として重要になって来ております。

基本的にURLというのは外部サイトから被リンクを獲得する事で検索順位が上がって行きます。
被リンクを新たに設置し対策URLの検索順位に反映されるまでにかかる期間は、検索エンジンによって大きく異なります。
ですが現在はヤフージャパンで採用されているGoogle検索が国内検索シェアの95%前後を握っている為、被リンク設置から順位反映までにかかる期間に関してもGoogle検索のみ見ていれば良いといえます。
全く同じではありませんが、基本的にはGoogle検索の順位がそのままYahoo検索での順位になります。

また最近は、スマートフォン(多機能携帯電話)やタブレット(多機能端末)から検索エンジンを利用するユーザーが増えております。
スマートフォンは「超小型のPC」、タブレットは「超薄型のPC」ですので、使われる検索エンジンも「PC版のGoogle検索」となります。
スマートフォンやタブレットで使う検索エンジンは「モバイル版のGoogle検索」(Googleモバイル)では無く「PC版のGoogle検索」です。
そのため、スマホやタブレットの普及が進めば進むほどPC版のGoogle検索の重要度が増して行きます。

被リンクを設置してから「被リンク効果」が「実際」に順位反映されるまでには幾つかの「過程」(ステップ,段階)が存在します。
「被リンク設置」⇒「被リンク設置ページを検索ロボットがインデックス登録」⇒「信用度の低いニュー被リンクとして認識」⇒「半年~2年ほどエイジングフィルターが入り評価不安定」⇒「エイジングフィルター解除」⇒「信用度の高いオールド被リンクとして認識」⇒「評価が安定し順位安定」

「新規被リンクを設置」し、被リンク設置ページ群が「検索ロボットにより『自然』にインデックス登録」されるまでに平均で2週間~2ヵ月前後かかります。
インデックス化の進みが非常に遅い一部の衛星サイト群では、検索エンジンのサーバーにインデックス登録されるまでに、3か月くらいかかる事もございます。

無理やり短期間でGoogle検索のサーバーにインデックス登録させる事も技術上は可能ですが、Google SEOでは「無理やり」な作業を蓄積して行きますと高い確率で順位ダウンやペナルティを受ける事になります。
ですので、「無理やり」はなるべく避ける方向で弊所ではSEO作業を進めております。
被リンク設置ページ群をもっと早くGoogleサーバーにインデックス登録させる事は可能ですが、あえてやらないようにしております。
可能な限りGoogle検索ロボットに「自然に被リンク設置ページ群をインデックス登録させる」方向で外部SEO対策(被リンクSEO)を進めるようにしております。

Google検索ロボットに被リンク設置ページ群がインデックス登録されて「被リンク」として認識されるようになりますと、とりあえず「被リンク効果」は期待できるようになります。
但し、「安定的な被リンク効果」は直ぐには期待できるようになりません。
「被リンク効果が出てきな」と思ったら暫くすると順位が落ちてしまい、また順位が上がって来たかと思うと暫くするとまた落ちてしまい・・・を繰返します。
インデックス登録されてから日の浅い「ニュー被リンク」からは「安定的な被リンク効果」は出力されず、被リンク効果が期待できたり期待できなかったりと「不安定な状態」が長く続きます。

Google検索エンジンのサーバー(コンピュータ)にインデックス登録されたばかりの「被リンク」(ニュー被リンク)は「若い新参者」であるため、Google検索からあまり信用されません。
信用度の低い「ニュー被リンク」をGoogle検索ロボットが最初から「高く評価」したり「安定的に評価」(評価固定)することは通常ございません。
信用の低い「ニュー被リンク」を多く獲得しているURLは、それらの「ニュー被リンク群」の影響を受けて、被リンク獲得前よりもむしろ順位が不安定になるのが普通です。

被リンク対策の初期はお客様方のURL群に新規被リンク群を供給して行く事で、毎月右肩上がりで「ニュー被リンクの数」が増えて行きます。
「ニュー被リンク」というのは「安定要因」では無く、むしろ「不安定要因」となりますので、「ニュー被リンク」を多く獲得しているURLは「ニュー被リンクの増加」につれて徐々に安定感を失って行く事になります。
なお、評価がもともと高いURL群(オールド被リンクを既に多数獲得しているURL群)に関してはニュー被リンクが新たに供給されてもその程度では評価はブレず殆ど動く事もございません。

仮に毎月50個ずつ「ニュー被リンク」を供給して行きますと1月SEOスタートの場合は、
例)
1月 ニュー被リンク 50個
2月 ニュー被リンク 100個
3月 ニュー被リンク 150個
4月 ニュー被リンク 200個
5月 ニュー被リンク 250個
6月 ニュー被リンク 300個
となり、対策月数の伸びとともに「ニュー被リンクの数」が増加して行きますので、むしろURLが不安定になったりします。
「不安定要因」の「ニュー被リンク」が増えてれば、当然のごとく其の影響をうける対策URLは「一時的に不安定」になって行きます。
順位が上がったり下がったりを繰り返し安定しないのも、丁度この頃でございます。
では、このまま不安定さの度合がどんどん増して行くかというと、そのような事はございません。

Google検索エンジンのサーバーにインデックス登録されたばかりの「被リンク」は「新しい」ゆえに「ニュー被リンク」と認識されますが、時間が経過すると「古く」なり「オールド被リンク」として認識されるようになります。
現実世界では「新しいもの」ほどあまり信用されず、「古いもの」ほど信用されます。
これは検索エンジン世界でも同じでして、「新しい被リンク」ほどあまり信用されず、「古い被リンク」ほど信用されるようになります。

では、「どれくらいの時間が経過すると信用されるようになるのか?」ですが、「半年~2年」前後です。
Googleの検索ロボットにインデックス登録されてから「半年~2年」前後ほど時間が経過しますと、検索ロボット(検索AI,検索人工知能)から「信用」されるようになります。
信用されるようになると「被リンクの評価が定まり」安定しますので、対策URL群の順位も安定してきます。
先程の「例」の続きですが、新規設置した被リンクが「半年」で「信用」されるようになり、「ニュー被リンク」から「オールド被リンク」になると「仮定」しますと、

例)
7月 ニュー被リンク 300個 オールド被リンク 50個
8月 ニュー被リンク 300個 オールド被リンク 100個
9月 ニュー被リンク 300個 オールド被リンク 150個
10月 ニュー被リンク 300個 オールド被リンク 200個
11月 ニュー被リンク 300個 オールド被リンク 250個
12月 ニュー被リンク 300個 オールド被リンク 300個
翌年1月 ニュー被リンク 300個 オールド被リンク 350個
翌年2月 ニュー被リンク 300個 オールド被リンク 400個
翌年3月 ニュー被リンク 300個 オールド被リンク 450個
翌年4月 ニュー被リンク 300個 オールド被リンク 500個
翌年5月 ニュー被リンク 300個 オールド被リンク 550個
翌年6月 ニュー被リンク 300個 オールド被リンク 600個
・・・
翌年12月 ニュー被リンク 300個 オールド被リンク900個

となり、1年経過したあたりで、「ニュー被リンクの数」と「オールド被リンクの数」が逆転します。
対策URLの獲得済み被リンクに占める「オールド被リンクの割合」が1年経過したあたりで「ニュー被リンクの割合」を上回るようになります。
難関キーワードで対策しているURL群の多くは、1年~2年くらいの間で「安定上位表示」される事が多いのですが、「オールド被リンクの数」が「ニュー被リンクの数」を上回るのも、丁度この頃でございます。
順位不安定要因の「ニュー被リンクの割合」が低下し、順位安定要因の「オールド被リンクの割合」が高まって来ると、実際に対策URL群の順位に「安定感」が出て来るといった次第であります。

「ニュー被リンク」⇒「半年~2年」⇒「オールド被リンク」
のような流れで、新規で獲得した被リンクは「老化」(エイジング)が進み「オールド被リンク」として認識されるに至ります。
設置した新規被リンクが「信用」されるようになるのは、「オールド被リンク」になってからです。

ですので、設置被リンクに信用が乗るまでの間は評価が定まらず其の時その時の検索アルゴリズムに応じて評価は揺れ動きます。
被リンクの評価自体が一定では無く動いてしまうため、当然ですが対策URL群のSEOスコア(順位)も大きく動いてしまいます。
新規被リンク(ニュー被リンク)は「半年~2年」は、「エイジングフィルターがかかっている」状態が続きます。

「半年~2年」=「エイジングフィルター」
と、捉えて頂けたらと思います。
ですので、「エイジングフィルター」が「対策URL」と「被リンク」の間に入っている期間は、設置被リンクから本来得られるはずの評価がエイジングフィルターで濾過されて「一部」しか対策URL群に到達しないといった形になります。
この「エイジングフィルター」の網の目の細かさは其の時その時の検索アルゴリズムで変わって行きます。
ある時はエイジングフィルタの網の目が粗くなりニュー被リンクからより多くの評価が対策URL群まで到達し、ある時はエイジングフィルターの網の目が非常に細かくなりニュー被リンクからの評価が殆ど対策URLに届かなくなったりします。
いずれにせよ、エイジングフィルターの影響で「評価が定まらない」ため、ニュー被リンクの割合が高いURL群は順位が安定せず大きく動いてしまいます。

そのようなわけでして、「ニュー被リンクの割合が高い対策URL群は、短期的には予想外の順位の動きを見せる」事が多くなります。
「獲得済み被リンク」というのは、いわば対策URLの「土台」であります。
対策URLはその「土台」の上に「立っている」イメージです。
「土台」が「不安定要因」の「「ニュー被リンクばかり」で占められていれば、当然ですがその土台の上に立つ対策URLも不安定になります。
土台となる足元が不安定なのですから、対策URLも安定して立ってはいられません。
土台が不安定で、しょっちゅう大地震が起きているような状態ですので、対策URLは安定して立ってはいられないのです。

そういうわけでして、ニュー被リンクの割合が高い内は、対策URLは「予想外の順位の動きを見せる」事になります。
土台が安定せず「グラグラ」と揺れ動いている状態ですから、どうしてもそうなってしまいます。
しかし、時間経過で「安定要因」の「オールド被リンク」が増えて来ますと、「土台」が「安定」して来ますので揺れも少なく小さくなって来ます。
その「安定化しつつある土台」の上に立つ対策URLも勿論「以前よりは安定して立っていられる」ようになります。
結果、「予想外の順位の動きを見せる」事も少なくなってきます。

更に時間が経過してオールド被リンクの割合が増えて来ますと「土台」は更に安定化しますので、その上に立つ対策URLもより安定して立っていられるようになります。
結果、「ニュー被リンク」に起因する順位変動は殆ど無くなります。
ターゲットキーワードで必要とされる被リンクスコア(外部SEOスコア)を「オールド被リンクだけ」で満たせるようになると、対策URLの「安定上位表示」「安定1位表示」が現実化します。
上述した「例」ですと、対策開始から1年半(1年6か月)で「ニュー被リンク:オールド被リンク=1:2」となり「2/3」(66%)をオールド被リンクが占めるようになります。
そして対策開始から2年で「ニュー被リンク:オールド被リンク=1:3」となり「3/4」(75%)をオールド被リンクが占めるようになります。
難関キーワードの「安定上位表示」は「1年~2年」の間に集中する「理由」もこの辺りにあります。

「安定要因」であるオールド被リンクの割合が高まり、「オールド被リンクスコアのみ」で、ターゲットキーワードでの上位表示や1位表示に必要とされる「被リンクスコア」(外部SEOスコア)を満たせるようになると、実際に「安定上位表示」「安定1位表示」される・・・、以上が「対策開始から安定1位表示・安定上位表示までの流れ」であります。
対策過程では対策URL群は短期的には予想外の方向(圏外等)に順位が動きますが、気にする必要はございません。
ニュー被リンクの割合が高い内は対策URL群の順位に「安定は無い」「不安定」と思って頂けたらと思います。
「圏外に飛んだまま」「圏外に飛んだり上位に表示されたりの繰り返し」となり安定しないのが「当り前」と思って頂けたらと思います。

対策開始から半年内は「ニュー被リンクの割合」が100%、1年内は「ニュー被リンクの割合」が50%以上(過半数以上)という事で「不安定要因」が過半数以上を占めた状態が続きます。
ですので、短期での「安定」はあまり期待しない方が良いでしょう。
恐らく「期待はずれ」で終わります。
「最初から安定的に上がって行く」「即上位表示されて最初から安定」といった対策URLは本当に極一部(少数派)であります。
「対策開始後、早期に安定すれば儲けもの」くらいに考えておいて頂くと良いのではないかと思います。

「短期での1位表示や上位表示は検索連動型広告、中長期での1位表示や上位表示はSEO」、そのような姿勢で検索エンジン集客に臨むと成功確率が大きく上がります。
SEOで失敗する方々の大半は「短期で無理のかかる被リンク対策」に手を出して、「長期検索圏外」「永久検索圏外」行きとなり散って行くのです。
SEO対策は中長期的に結果を出して行く方向、つまり「中長期志向」で臨むのがベスト(最上)と申し上げられます。
「鳴かぬなら鳴かせてみせようホトトギス」では対策するURLやサイトに大きな負担や無理が掛かり過ぎてしまい、上位表示・1位表示を達成できても直に圏外へと散る事になり短期天下で終わります。
「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」では対策するURLやサイトに大きな負担や無理はかかりませんので、上位表示・1位表示の達成後も高い確率で順位を維持でき長期天下へと繋がって行きます。

ちなみに「ホトトギス」は漢字で「時鳥」と書きます。
「時」の「鳥」です。
時鳥のこの俳句は、「時」に対してどう向き合うと「短期天下」や「長期天下」に繋がるのかをあらわしております。
この俳句に出て来る鳥は「時鳥」でなければならず他の鳥では代用できない、そのような俳句であります。