うぇぶ職人しみずの、ウェブマーケティング講座 -5ページ目

ウェブマーケティング


そこで、次に考えるのが
さらに意味を細分化したスモールキーワードが
あるのかどうかを見ていきます。

オーバーチュアのキーワードアドバイスツールで
「古着 通販」と検索してみます。

http://inventory.overture.com/d/searchinventory/suggestion/?mkt=jp

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ではスモールキーワードの「古着 通販」では、
競合HPは何件あるのか?を見てみます。

ヤフーで検索すると3,150,000件ありました。
「古着」いち文字の表示数より少なくなりました。
約半分ですね。

それでも約300万件ありますから
その中で、10番以内に入るのは至難の技です。

けれど通販用のウェブをやるには
このキーワードはぜひとも外せません。



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6,330,000件中30番以内、さらに理想は1ページ目に
表示される10番以内ですから
確率的には63万分の1です。

これは、相当困難な話です。

「古着」など、このような一つのキーワードで
多くの検索数をもつキーワードを
ビッグキーワードと言います。

それに対して、「古着 画像」
「古着 屋」「古着 通販」
など、ビッグキーワードに単語を追加して
さらに内容をしぼりこんだキーワードを
スモールワードと言います。

当然ですが、このスモールワードのほうが
検索後に表示される競合HP数も少なくなりますので
上位表示される可能性は格段にアップします。


そしてそのキーワードの内容によって
自社のHPに訪問して欲しいユーザーさんを
よりセグメントできるという利点があります。


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それでは次に「古着」というキーワードで検索すると
表示されるHP件数はいくらあるのか?をみてみます。

ヤフーの検索で調べると6,630,000件がHITしました。
「古着」というキーワードに関連するHPが
6,630,000件あるということです。

一般的に、検索後に自分の探している情報が載っていないかと
見て行くページ数は1ページ目から多くて10ページ目まで、
少なくとも3ページ目ぐらいまでに自社のHPが表示されないと
「古着」というキーワードでユーザーにたどり着いてもらえません。

ヤフーの場合、検索結果後に1ページに表示される件数は10ヶですから
6,330,000件中30番以内には入らないと
ユーザーにはたどり着いてもらえない、ということです。



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こういう人に訪問して欲しいという
見込み客は、古着を通販で買おうと
検索エンジンを使って探している人です。

ですからHPを作る際に選ぶべきキーワードは
当然ですが、この中では「古着 通販」
ということになります。

見込み客、つまりターゲットとする人が
検索する際に打ち込むであろうキーワードを
ユーザー目線で考えるわけです。


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では、2位以下の「古着」の右横の
キーワードを見ていきましょう。

-------------------------------------------------
古着 画像
古着 屋
古着 通販
古着 画像 掲示板
古着 系 画像
古着 買収
 ・
 ・
------------------------------------------------- 

このようになっていますが
この結果から予測されることを
上から順に見て行きます。

-------------------------------------------------
古着の画像を探している人
古着屋さんを探している人
古着を通販で買おうと探している人
古着の画像を掲示板で探している人
古着系の画像を探している人
古着を買ってくれるところを探している人
 ・
 ・
------------------------------------------------- 

例えば同じ「古着」というキーワードを
入力しても、このようにその目的によって
入力する言葉が変わってきます。



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「古着」という1文字では、月に82296件検索されていますね。


だから単純に「古着」というキーワードで、
SEO対策を講じればいいのか?と言うと、そうではありません。


注目すべきは、2位以下の「古着」の隣に並んでいる言葉なんです。

同じ「古着」というキーワードで検索したからといって
すべての人が「古着」を通販で買おうと思って検索した人では
ないということです。




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では、ここで一つSEOのキーワード選びの
シュミレーションをしてみましょう。

例えば、自社が古着の販売事業を行っていて
販路を増やすため、ウェブ上からも販売できるよう
ホームページを作る場合のことを考えてみましょう。

SEOのキーワードですが
まず、思いつくものが「古着」という
キーワードですね。


この言葉がネット上でいったい月に何件検索されて
いるのか(需要がどれくらいあるのか)を
キーワードアドバイスツールで調べてみます。
http://inventory.overture.com/d/searchinventory/suggestion/?mkt=jp


その結果以下のような結果がでました。
(まだまだ下のほうにも検索結果は続いていますが
 長いので割愛しています。)

キーワード検索結果

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そこで、キーワードの需要と供給の指数(KEY指数)を
知るのに便利なサイトがあります。

http://www.keywordadvisetoolplus.com/

こちらで、最初にこのキーワードで
自社のHPを探して欲しいと決めたSEO対策用の
キーワードのKEY指数がどれぐらいあるのかを
調べていきます。



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そこで、そのキーワードに対する検索数(需要)が
どのくらいあるのか?を知るのと同時に
そのキーワードに対して、表示されるHP件数(供給)も
知る必要があります。

ですから理想は「検索数(需要)が多く
表示されるHP件数(供給)が少ない」
これがお得なキーワードとでも言いましょうか。


そのようにキーワードの需要と供給の指数
つまりお得度を表すものが
KEI指数と言われているものです。



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