



日本一の家具の生産量を誇る、福岡県大川市。
ここは、博多などからは少し離れていて、
佐賀空港から車で20分くらいのところです。
お隣は、柳川市。
お隣はすぐ佐賀県なのですが、県境には筑後川があります。
現在とは違う、かつての筑後川の流れで県境を設けているので、
川沿いの道を走っていると、福岡県になったり、佐賀県になったりと
忙しいそうです。
実際にカーナビで体験はできなかったのですが。
話は家具に戻って、この地では、
早くは 時は室町後期の1536年に榎津
久米之介が、この地の船大工の技術を生かして作らせた
指し物が家具生産の始まりだと伝えられています
住宅街の入り組んだ路地にひっそりと佇ずむ
願蓮寺(がんれんじ)では、その久米之介の像が
大川の木工業の繁栄を見守っています。
大川の家具の歴史がわかる、ミュージアムがあり、
そこで関家具が最初に作った茶棚がありました。
創業者である現社長の関文彦さんは、これをトラックに積んで、
九州中を売り歩いたそうです。
夕食に柳川名物鰻のせいろ蒸しを食べようと計画していたら、
地元の人達は、昼に食べるもの、と言い張っていたので、
郷に入れば郷に従えで、次の日のお昼に食べました。
早く閉まってしまうお店も多かったです。
また地方に行って面白い発見がありました。
秋田県と青森県にまたがる、世界遺産の白神山地へ
ブナの森の取材で行ってきました!
白神山地の世界遺産の核心地域といわれている場所には、
秋田県側からは入山禁止、青森県側は限定されたルートを届けを出して
入山しなければなりません。
その核心地域を上から眺められる、秋田県の二ツ山に登りました。
ここは白神山地の核心地域の周りの緩衝地域となっています。
日本海も見えます!
取材で訪ねたのは、秋田県の能代の辺りです。
ここら辺には、秋田県北部~青森県の日本海沿いを走るローカル線
五能線が走っており、ここはその十二湖駅です。
そのすぐ近くで面白い看板を見つけました。
綱引きの勝敗で県境が変わる、という地域です。
現在は秋田県が連続で勝利していて、だいぶ青森側に
県境が移っているようです。
十二湖というのは、青森県西津軽郡深浦町にある複数の湖の総称。
白神山地の一角で、津軽国定公園内にあります。
この湖は、1704年の能代地震による崩山(くずれやま、標高939.9m)の
崩壊で塞き止められた川から形成されたといわれています。
広大なブナの森に点在する33の湖沼が、
「大崩(標高694m)から見ると湖沼数が12に見える」ということに由来し、
十二湖という名付けられたとか。
ここのブナの森もいい雰囲気です。
秋田県に戻って、白瀑神社に寄りました。
例大祭「みこしの滝浴び」は、境内にあるこの滝に
神輿ごとつっこんで行くという勇壮なものです。
お祭りでない時は、シンとしてる神社ですが、
滝のマイナスイオンをいっぱい浴びることができました。