お世話になっております。映画「かみさまとのやくそく」監督の、荻久保則男です。
「かみさまとのやくそく」メールマガジンで過去にシェアさせていただいた胎内記憶に関するエピソードをアーカイブさせていただいております「胎内記憶アーカイブ」。
第83回目は、「お母さんがかわいそうだった」お話です
あるお母さんが、4歳の男の子に「どうしてお母さんのこと、選んでくれたの?」って聞いたんだそうです。
そうしたら、「お空の上で、誰もお母さんの子どもになろうとしなかったから、お母さんがかわいそうだったの」と、その子が応えたのだそうです。
「どうしてだと思います?」と、お話してくださった方が、私に問いかけました。
とっさに理由がわからず、「う~ん」と考え込んでいると、「そのお母さん、すごい虐待をするお母さんだったの」と、教えてくださいました。
壁に放り投げたこともあるくらいの虐待を、その子にしていたのだそうです。
お話を聞いていて、思わず涙が溢れてきました。
「お母さんがかわいそうだったから」と、
それだけの理由で寂しかったお母さんのもとにやってきてくれた。
我が子が自分のことを選んでくれた理由を知ったお母さんは、そのあと、子どもへの虐待が少なくなっていったのだそうです。
このお話が伝わることで、誰かが勇気づけられたら、なんて素晴らしいでしょう。
素敵なお話を本当にありがとうございます。
皆様に伺った胎内記憶に関するお話を毎週水曜日にご紹介させていただいている、映画「かみさまとのやくそく」メルマガはこちらです。
かつて子どもだった人と、現在子どもである人たちの共通の想いを橋渡しする映画です。
ぬくもりをおもいだして。
いっしょに微笑みましょう
映画を観ながら、自分自身に声をかけてあげてください。
「よくがんばったね!」って。
「かみさまとのやくそく~あなたは親を選んで生まれてきた~」は全国で開催されている上映会でご覧いただくことができます。
上映会でしか観られない「ママのおなかで笑っていたよ」
上映会情報はこちらです
<国際映画祭で受賞・入選しました>
ドキュメンタリー映画「ママのおなかで笑っていたよ~パパも育児上手になる魔法~」
・インドのプームブカール・インディペンデント映画祭・長編ドキュメンタリー部門特別賞受賞!
・スエーデンのストックホルム市映画祭に入選!
・オランダ・アムステルダムのヨーロッパ映画賞ファイナリスト!
・ロンドンのリフトオフ映画祭に入選!
・ネパールのハムロ映画祭でファイナリストに選考!
・ウクライナとエストニアのオニコ映画賞に入選!
・スエーデンのルーレオ国際映画祭に入選!
・クーパー賞ファイナリストに選出!
・ハリウッド・最優秀映画賞に入選!
・ロンドン監督賞に入選!
・パリ・ジール国際映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞を受賞!
・ウクライナ・V.i.Z映画祭に入選!
よいくださるね
ドキュメンタリー映画「かみさまとのやくそく」配給元 株式会社 熊猫堂