これは「寂しい」感情なのだ | ドキュメンタリー映画「かみさまとのやくそく」公式ブログ

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「生まれる前に、今回の人生の使命と、親を選んで生まれてきた」。胎内記憶を語る子どもたち、そして国内外の研究者たちを丁寧に取材した、ドキュメンタリー映画です。

お世話になっております。映画「かみさまとのやくそく」監督の、荻久保則男です。

 

「かみさまとのやくそく」メールマガジンで過去にシェアさせていただいた胎内記憶に関するエピソードをアーカイブさせていただいております「胎内記憶アーカイブ」

 

第61回目は、「双子だった胎内記憶」のお話です

シェア会で、常に身体の右側に感じる、理由のわからない
寂しい感覚について、ある女性がお話してくださいました。


新神戸高速の長いトンネルを運転するのが怖くて、遠回りでもそこを避けて運転していたんですと、お話してくださいました。

あるとき、気がついたというか、合点がいったそうです。


この長いトンネルは「産道」を通ったときの記憶と重なるんだ!と。
産道を通る前の、母のお腹にいたころの恐怖が蘇ってくるのだと。

そのインスピレーションがきっかけで、
お腹の中から出るのが怖かったこと。
もう一人いたのに、いなくなった・・・という悲しみの記憶。
生まれて生きていくのがとても不安だった、
という胎内記憶を思い出したそうです。


彼女には生まれつきずっと、身体の右側が寂しいという感覚があったのだそうです。
でも、なぜなのかはずっとわからなかったそうです。


生まれつき ずっと続いていた感情だったので、それが
「寂しい」感情なのだということも、大人になって、
自分を見つめることを大切にするようになって初めてわかったのだそうです。


お腹の中にいたときのことを思い出すワークに出会って、
自分が双子だった記憶が蘇ったそうです。


妊娠初期の、外からは双子だとわからないくらい、本当に小さな状態のとき。


あるとき急に、もう一方の赤ちゃんは、いなくなってしまった。


お腹の中で寄り添っていた一方の赤ちゃんが「いなくなった寂しさ」と「自分だけが生まれた罪悪感」を無意識に身体の右側に感じていたのだと、そのとき気がついたそうです。

「そうだったのか!」と納得し「寂しいのはしょうがないことなんだ・・・」と、その言いようのない感情の正体と原因が腑に落ちたとき、生まれてから35年以上ずっと感じていた、得体の知れない寂しさと罪悪感がなくなったのだそうです。

感情を大事にするワークに癒され、胎内記憶を知ることで、自分自身を大事にできるようになりました。

 

そして近所に住んでいるのにほとんど音信不通だった母との関係も良くなりました。
今日、母も映画を観にきてくれました・・・。
普段は人前でこんなお話をすることはないのに・・・と、
涙ながらに大切なご経験を語ってくださいました。


ひたすら、ひたすら ありがたいおはなしをお聞きいたしました。


本当にありがとうございます。


ご自分を大事にしていただいて、本当にありがとうございます。

 

皆様に伺った胎内記憶に関するお話を毎週水曜日にご紹介させていただいている、映画「かみさまとのやくそく」メルマガはこちらです。


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かつて子どもだった人と、現在子どもである人たちの共通の想いを橋渡しする映画です。


ぬくもりをおもいだして。
いっしょに微笑みましょう


映画を観ながら、自分自身に声をかけてあげてください。

「よくがんばったね!」って。

 

「かみさまとのやくそく~あなたは親を選んで生まれてきた~」は全国で開催されている上映会でご覧いただくことができます。

 

上映会でしか観られない「ママのおなかで笑っていたよ」

上映会情報こちらです

 

<国際映画祭で受賞・入選しました>

ドキュメンタリー映画「ママのおなかで笑っていたよ~パパも育児上手になる魔法~」

・インドのプームブカール・インディペンデント映画祭・長編ドキュメンタリー部門特別賞受賞!

・スエーデンのストックホルム市映画祭に入選!

・オランダ・アムステルダムのヨーロッパ映画賞ファイナリスト!

・ロンドンのリフトオフ映画祭に入選!

・ネパールのハムロ映画祭でファイナリストに選考!

・ウクライナとエストニアのオニコ映画賞に入選!

・スエーデンのルーレオ国際映画祭に入選!

・クーパー賞ファイナリストに選出!

・ハリウッド・最優秀映画賞に入選!

・ロンドン監督賞に入選!

・パリ・ジール国際映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞を受賞!

・ウクライナ・V.i.Z映画祭に入選!

 

よいくださるね

 

 

ドキュメンタリー映画「かみさまとのやくそく」配給元 株式会社 熊猫堂