姉妹として一緒にいられることが、どんなに大切なことか | ドキュメンタリー映画「かみさまとのやくそく」公式ブログ

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幸せに気がつく映画です。「生まれる前に、今回の人生の使命と、親を選んで生まれてきた」。胎内記憶を語る子どもたちと国内外の研究者たちを丁寧に取材した、ドキュメンタリー映画。最新バージョン「ママのおなかで笑っていたよ」は、15の国際映画祭入選、2受賞!

お世話になっております。映画「かみさまとのやくそく」監督の、荻久保則男です。

 

「かみさまとのやくそく」メールマガジンで過去にシェアさせていただいた胎内記憶に関するエピソードをアーカイブさせていただいております「胎内記憶アーカイブ」

 

 

第54回目は、「ある姉妹」のおはなしです

ある姉妹のお話です。


障がいのあるお姉さんが、いつも家族から大事にされていて、子どもの頃、羨ましかったと、ある女性がおっしゃっていました。


お姉さんはちょっとでも何かできればとても褒められるけれど、私はどんなことでも、できて当たり前のように褒めてもらえなかった、と。

彼女は大人になってからダンサーとして、活躍されたそうです。


でも同時にダンサーとして踊れること、いろんなところに行けることに、申し訳ない気持ちも抱いていたそうです。


お姉さんは身体を激しく動かしたり、旅行したりすることができないから。

お姉様がご病気で余命4ヶ月と診断されたとき、
「ずっと最後までお姉さんと一緒にいよう」と心に誓ったそうです。


実際の余命が長くなることもあるし、短くなることもある。


姉妹として一緒にいられることが、どんなに大切なことか、と感じられたのだそうです。


お仕事があっても、たとえ15分しか面会できないときでも、毎日病院に通われたそうです。


「姉は、私の手の中で、息を引き取りました」と、
しみじみ語ってくださいました。


障がいのあるお姉さまとの介護の日々が、かけがえのない人生経験でしたと、言葉を超えた姉妹の交流が伝わってまいりました。

子どもの頃、親から褒めてもらえなかった悲しい気持ちは、大人になってから子どもの頃の自分自身に「すごいね、頑張ったね」と、何度も何度も声をかけることで次第に収まっていったそうです。

介護を伴う人間関係の経験は、魂を磨くための視点から見れば、お互いを高め合うための大きな挑戦であることを、いろいろな方々からお話をお聞きするにつけ感じます。

大切なご経験をシェアしていただき、本当にありがとうございます。
 

皆様に伺った胎内記憶に関するお話を毎週水曜日にご紹介させていただいている、映画「かみさまとのやくそく」メルマガはこちらです。


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かつて子どもだった人と、現在子どもである人たちの共通の想いを橋渡しする映画です。


ぬくもりをおもいだして。
いっしょに微笑みましょう


映画を観ながら、自分自身に声をかけてあげてください。

「よくがんばったね!」って。

 

「かみさまとのやくそく~あなたは親を選んで生まれてきた~」は全国で開催されている上映会でご覧いただくことができます。

 

上映会でしか観られない「ママのおなかで笑っていたよ」

上映会情報こちらです

 

受賞記念上映会と監督お話+シェア会を3月16日(土)に東京杉並区のセシオン杉並で開催します。

 

 

<国際映画祭で受賞・入選しました>

ドキュメンタリー映画「ママのおなかで笑っていたよ~パパも育児上手になる魔法~」

・インドのプームブカール・インディペンデント映画祭・長編ドキュメンタリー部門特別賞受賞!

・スエーデンのストックホルム市映画祭に入選!

・オランダ・アムステルダムのヨーロッパ映画賞ファイナリスト!

・ロンドンのリフトオフ映画祭に入選!

・ネパールのハムロ映画祭でファイナリストに選考!

・ウクライナとエストニアのオニコ映画賞に入選!

・スエーデンのルーレオ国際映画祭に入選!

・クーパー賞ファイナリストに選出!

・ハリウッド・最優秀映画賞に入選!

・ロンドン監督賞に入選!

・パリ・ジール国際映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞を受賞!

・ウクライナ・V.i.Z映画祭に入選!

 

 

ドキュメンタリー映画「かみさまとのやくそく」配給元 株式会社 熊猫堂