2006年の前回大会に比べて実力で勝ったと言える内容だったと思う。
一方、野球の母国であり優勝候補だったアメリカは・・・。
日本との準決勝を見ても、大味な内容で実力的にも優勝は無理だったのではないか。
前回大会同様、どうしてアメリカは勝てないのか。
最近は日本と同じくスモールベースボールが見直されているというが、それでもまだまだ日本の緻密さに比べると荒い。
これは、米国のプロスポーツがショー色が強く、派手なプレーが評価される傾向があるからではないだろうか。客を呼べる選手、客を呼べるプレーが評価され、年俸に表れるので、より目立つプレーに傾斜してしまう。
守備よりは打撃、短打より長打と。
守備のレベルは日本や韓国に比べるとかなりひどかったように思う。日本ならとれる当たりがヒットになるケースも多かった。
キャンプなどの練習時間も日本より短いと言われていて、選手に裁量が大きいように言われているが、練習内容も偏りが大きくなりやすいのかもしれない。
この傾向は野球に限らない。
特にひどいのがバスケット。オリンピックでも一番アメリカ安泰の競技だったはずが、ここのところ国際大会で負けるケースが目立つ。選手の身体能力は上がっているが、大味プレーが多くチーム戦術に欠けていて、他国の戦略に対応しきれていないケースが目立ち、チームディフェンスを崩せない試合が多い。
こちらもショー色が強いのが原因だと思われる。
観客がどういう内容を期待するかにもよるが、プロである以上、「見せる」ことと「勝つ」ことを両立することが大切であり、どちらかに偏ってはいけない。日本野球には、もう少しショー色が必要かもしれないが。