私がどうして政治に物申すのか?

北欧雑貨のお店の店主がどうして?
「なんか面倒くさいなー」
なんて思われているかも知れないし
「なんか、怖いなー」
なんて思われているかも知れない。

どちらにせよ、得をする部分はないのかも知れない。

そもそも、何をしたら得で何をしたら損なのかという気持ちがあまりない。
かと言って、聖者のように与える身だけになんてなれない。

つまり、誰にも忖度せずに
言いたいことを言う。ただそれだけ。
せっかく民主主義の国に生まれて
言論の自由、表現の自由があるのに
言いたいことも言えない。
そんな世の中はpoisonである。

あと
大人になれば何が悪で何が正義なのか
言えなくなる。

きっと、誰もが気づいているはず
何が悪で何が正しいのか。

でも、大人は子供たちと違い
どうすれば自分にとって得なのか損なのか
常に考えてしまって、本心よる保身を優先してしまう。

それが1番表れているのが
この政治だと思います。

記憶に新しい自民党の総選挙はまさに保身。
何派がどうとか、勝ち馬がどうとか。
権力誇示と自らの政治生命ばかりを考え
国民のことは何とも思っていない。

そして権力を握れば
資本家には所得税を
大企業に法人税を大減税し、
庶民には消費税を増税をして
その穴埋めをさせる。

その結果、株価は上がり
大企業はバブル以上の純利益。

反面、雇われる側は非正規労働が増え
給料は増えないが物の値段と税金だけが
上がっていく。そして年金は当てにするな
2000万貯めておかないと老後はヤバいと
言い放つ。

大企業に勤めている人
投資家でファイヤーしている人
そして政治家たち
その人たちは今も引き継がれている
アベノミクスの恩恵で甘い蜜を吸えているだろうが、その他の国民はどうだろうか?

このコロナでたくさんの事業者やお店が潰された。派遣労働者は解雇されて路上に投げ出され、炊き出しに並ぶ。

この格差は一体なんなのか?
これまでに見たことのない世界が目の前に存在していて、明日が正直見えない社会。

その世の中を目の前に政治の話はタブー?
そんな考えを持つほうがイカれている。

ニューヨークにいる友人も
デンマーク、スウェーデン、フィンランドなど北欧にいる友人も日常の会話に政治の話題がでる。
この仕事で海外に行く機会も多く、友人もできた。そこで気づいたんです。

日本はおかしい。と。

世界の人々は自国の政治に関心があり
政治が暮らしに直結していると理解し
投票にも行くし、デモ活動だってする。

日本は幼い頃から政治について教育されないし、大人になったらその話がタブー。

どうしてそうなってしまったのか
答えは簡単。その方が得をする人間がいるからだ。

人々が政治に関心がなくなり投票率が下がる↓
大企業(経団連)の組織票が過半数となり
自分たちの子飼いを政界に送る

自公政権
資本家と大企業が優遇される税制で恩返し

派遣労働者を増やし
パソナと電通など一部の企業が儲かる。
派遣労働者を雇う大企業側はそれを経費計上し節税し、契約更新制にし、リスクと責任を軽減する。


庶民は消費税増税で資本家の所得税と大企業の法人税の穴埋めをさせられる

それが小泉政権以降ずっと繰り返されている。


衆院選の党首討論などで野党側が訴える
法人税累進化、金融所得課税の見直しというのがこの部分。

誰が得をして
誰かが損をする。

そんな世の中、やっぱり狂っていますよ。



長くなりましたスイマセン。

私のポリシーはおかしいことはおかしい。
自分の意見をハッキリといいたい。
正義と悪。
正義は報われるべきだし、悪は裁かれるべき。

知識と経験は増え、賢くなっていくと同時に損得感情が増す。
大人は汚くなっていく。

できる限り清い大人でいたい。
ただそれだけです。