こんばんは。夜分遅くに久しぶりのブログ。

空汰がお空に旅立ち2ヶ月と少し経ちました。たくさんの方々からお花や優しいお言葉をたくさん頂き本当に感謝しています。その度、嬉しく泣きそうになります。本当にありがとうございます。

空汰がいない家はやはり寂しく
1ピースどころか何ピースも足らないパズルのようで、胸が痛いです。

でも、この現実を受けとめ向き合って暮らしていかなければなりません。
だから、くよくよなんてしてられないし、空汰のためにもかけがえない時間を大切に過ごしていかなければと強く思います。

あれから春が来て、桜が咲き
やがて桜が散り、空汰のいない新しく世界が始まりました。

娘はこの4月幼稚園に入園し、新しい生活に。私の幼少期に似ていて、新しい場所にはなかなかすぐには馴染めない。
自分を出すタイミングがわからないというか、気恥ずかしいというか、引っ込み思案になってしまう。
すごく気持ちがわかる。

毎朝、幼稚園に送り出し、教室から離れる時に後ろ髪が引かれる思い。
でも、娘は苦笑いで私を両手で押し、「いってらっしゃい」といつも言う。

本当はとても不安なのに
心配させないようにしてくれる。

その健気さに泣けてきます。
両手で押されるから、私もよし!今日も頑張るぞ!という気持ちになる。

そんなこんなで4月から1ヶ月と少し経ち、娘も慣れたかなと思いきや、まだ自分をだせていない。でも、家に帰ってきてお友達の名前を何人か言うようになった。幼稚園での話はいつも聞くようにしている。というか気になる。
「今日はお庭で遊んだ?」「ご飯は何だった?」
自分から一日の出来事をたくさん喋るタイプではないけど、嬉しそうに楽しかったことを教えてくれたりする。

よかった。少し安心してきた。 
でも、無理せずに自分のペースでいいんだよ。って思う。

そんなある日。
というか今日。

担任の先生からお話があるので
お待ちください。と。

え?
何。何。

なんだかソワソワしてしまいました。

そしたら
今日、突然泣き出したらしく
「空ちゃんに会いたい。空ちゃんお空に行っちゃったの」

幼稚園では今まで一度も泣いたことがなかった娘。

ハンカチを握りしめて泣いたらしい。
先生がいろいろ話を聞いてくださって
すぐに落ち着いたみたいだった。

それで先生が心配されて
お声がけいただきました。
空汰について一通りお話しさせていただきました。

娘のポケットのハンカチを広げてみると
茶色のネコのイラストが描かれていました。

それを見て空汰への思い抑えきれなかったようでした。

娘は普段は平気なフリをして頑張っているけど、やはり空汰のことは辛く、寂しく、ずっと思っている。

家族みんなそう。
だって大切な家族を失ったのだから。

私たちも娘もこれからずっと空汰のことを想い、時には泣いて、時には温かい気持ちになって空汰に感謝しなきゃと思う。
忘れることは違うし、忘れることなんてできない。だからずっと想うよ。

空汰は凄いネコだったよ。
空汰は何も諦めなかったよ。
空汰は凄く強かったよ。
そして、空汰は凄く優しかった。

空汰、今日もおやすみ。
また明日ね。