今、帰りの飛行機の中で熟睡の娘を抱っこしながら日記を書いています。0:45にヘルシンキを出発して関空まで9時間少し、日本時間16時頃に到着予定。

飛行機に乗る最後まではしゃいで
ヘルシンキの空港でいろいろな人に「kiiitos!」「moi!moi!」と覚えたフィンランド語叫び、関空行きのゲートではムーミンがどうとか、話しかけられたおば様に日本語で喋っていました。
そして飛行機が離陸したタイミングで爆睡。それからずっと寝てくれいます。本当に有り難くて、本当にお利口さん。

今回の買い付けの旅は今までと違い
大人だけで行くのではなく1歳10ヵ月の娘を連れて行くという未知の世界に二人とも心配して不安になって、夜な夜などうすべきかいろいろ会議しました。

まだ2歳にもなってないし、「長いフライトが可愛そう」、「旅行と違い仕事なので、連れ回してしまうのが可愛そう」、「連れて行っても現地では数日は別行動する?」「風邪をひいたりしたらどうしよう」とか。

お子さんのおられるお客様にもたくさん相談にのってもらいました。「きっと大丈夫!」「まだ小さいからどうかな」「行けばなんとかなるものよ」たくさん貴重なお言葉を頂きました。いろいろな方に背中を押してもらい「行く!行けるはず!」と言い聞かせて?チケットを取りました。
これまでの買い付けのタイトなスケジュールを見直して、国も一カ国だけにして日程に余裕を持たせて、そして買い付け初の車移動。
ベビーカーもあるし、オムツやおやつ、ぬいぐるみなど子供ひとりでなにかと荷物が多くなる。車なしでは無理!ってなって直ぐに予約。買い付けの効率も上がるし、しんどくない!


そして、旅を終え。
そんな私達の心配を見事に裏切り、行きも帰りのフライトも爆睡。
ホテルでもよく寝て、はしゃいで。
Kirppisでは気になるオモチャを自分で探し回ったり自分なりの楽しみを見つけ、最終的にはヴィンテージの象の貯金箱を見つけバイイング。アンティークショップでも割れ物ばかりなのに触らず暴れず。

当初は別行動と考えていたけど
すべての買い付けに同行しました。

夜な夜な買い付けたものを梱包するわけですが、それも手伝ってくれます。はい!っとテープをちぎってペタっととめてくれました。
手がかかることはなく、むしろ手伝ってくれて彼女なりに楽しんでくれたような思います。
でも、いつもと違う環境とハードな買い付けの旅に疲れただろうな。

お家に帰って、一緒に湯船に浸かって
ゆっくりしようね。

今回の買い付け旅行は自分なりに特別な思いがあって。。。

今年に入って父が入院し、買い付けの予定が全く立てれない状況でした。仕事なので買い付けの旅に行かないわけには行かずない。でも大切な人との大切な時間をもちろん選び、買い付けに行かない予定でした。

そして父が2月末に他界しました。
甘えかもしれないけれど数ヶ月、仕事がてにつきませんでした。
でも家族の支えがあり、新しい日常に少しずつ慣れ、今回の買い付けの旅を計画しました。娘と一緒の三人での旅。

自分なりに新しい船出の気持ちでした。


もう、着陸体勢無事に旅を終えようとしています。

支えてくれた母や姉、家族みんな。
留守中に家を守ってくれた空汰。

買い付け中にお店のスタッフをしてくれたクミコさん、ゆりりん、田辺さん。ありがとうございました。そしてブログやSNSで応援していただいた皆様。本当にありがとうございました。

今から買い付けた宝物たちが続々と届きます。そしてすべてチェックして丁寧に手洗いしていきます。
そして7/5からの「antik market2019」でこの旅で出会ったすべての宝物がロッタに並びます。是非、お楽しみにしていてくださいね。


フィンランドで出会ったすべて人たちに。
kiitos!!!