なかなかブログを更新できずにいました。
ブログではお店の情報ではなく
いろいろな思いや言いたいことを自由に書こうと思っています。


2019年、年が明けて父親の病状が悪くなり
約1カ月ほど入院しています。
家族が代わる代わる病院に行っています。

在宅看護を調べたり、緩和ケアの病院を調べたり介護保険を申請したり。
今年はじめに今後のことについて父親と言い合いをしてしまいました。

なぜ伝わらないのかとか、強情だなと思ったりしたけど、それは私のエゴだったと後々気がついた。本人の希望で昔から通い慣れている少し遠くにある病院に入院し、そのまま体調が悪くなり2週間少し過ぎたころに担当医から聞かされました。

もし他の病院を選んで病状が悪くなったら
病院を変えたことを責めてしまい、息子のことも責めてしまうかもしれないって。

自分で決めたことに責任を持って闘いたかったんだ。そして父親なりの優しさだった。
その時に気づいた。何もわかってあげれてなかったって。あの時ひどいことを言ってしまって本当にごめんなさい。

家族には言えなかったことを先生には相談していました。父親としての弱さを見せたくなかったのだと思う。

その時に先生から本人にいろいろ告げられた。
その日から父親の気持ちが変わったように思う。
転院のことも息子の言う通りにしてくださいと先生に言ったらしい。

日々できないことが増えてくる父親を見ていると本当に辛くて、辛くて。
でも、必死に食べたくない喉に通らない食事を頑張って飲み込んで。休み休み、勇気を振り絞るように。その横顔がすごく印象的で、諦めずに戦う父親の姿。本当に尊敬した。

また時間が経ち
またできない事が増えようとしている。
家族も辛いけど、本人が一番辛いから
そばに長くいたいし、生きることを応援したい。

子供のお見舞いが禁止されているけど
日曜日に特別に配慮いただき
少しの間、病室に娘を連れて行くことができました。

いつもより力強い声で
「おじいちゃんって言ってみ」と父親。
娘は「じいちゃん」って返してタッチをして、
父親の頭を撫で撫でしてくれました。

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