こんにちは。ロッタです。
今日は1.17。

あの阪神淡路大震災から21年を迎えました。

あの震災からもう21年も経ったのかと思うと早いものです。
私は神戸生まれ神戸育ち。

震災のあの日、私は長野県の白馬村にいました。
スキー場でのシーズンバイトで住み込みをしていました。
毎日涙で、いてもたっても居られなくなり
震災数日後に急いで数日間戻ってきました。

幸いにも家族や友人は無事でしたが
大好きな神戸の街が壊滅状態で、たくさんの方々が大きな悲しみに暮れ
以前見た美しい神戸ではありませんでした。

それから神戸ではなかなか仕事がなく
大阪に数年出たのですが
20代半ば前にはまた神戸に帰ってきました。

それから神戸を離れるなんて考えられなくなり
今に至ります。

そして、数十年たち今。
その大好きな神戸でお店をさせてもらっています。




この”神戸”という街でlottaをさせてもらっているということに
自分なりに大きな意味があります。

ありがたいことに毎日、たくさんのお客様にご来店頂いております。
ほんとうにありがとうございます。

地元・神戸のお客様ももちろん多いのですが
他府県から来られるお客様がびっくりするほど多いのです。

神戸に北野、居留地、ハーバーランドなどたくさんの観光地があり
海外からの方も多く見られます。
この栄町という場所は雑貨屋さんやカフェがたくさんあり
雑誌や地図、ネットなどを見られて観光・お買い物に来られる方が多く
雑貨好きの街として知られています。

一度はだめになりそうになったこの神戸。
地元の方々の神戸愛、そして他府県、さらには海外からのたくさんの応援があり神戸の街は復興を遂げました。

まだあの震災で苦しんでいる方もおられるのは事実。
しかし、あの状況から今の美しい神戸に復興できたのはすごいことだと思います。

~神戸・ロッタ~




他府県からのお客様にもっと神戸の良さを知ってもらいたいですし
地元の皆様には神戸をもっとさらに好きになってほしい。
大好きなこの神戸で大好きなモノに囲まれて
お店をさせて頂いているという事は私たちにとってすごく幸せで誇らく思います。

震災を乗り越えた
美しくて、優しく、そしてたくましい街、神戸。
この街じゃないとlottaはいけないのです。

これからもたくさんの方々に素敵なモノをご紹介し
”神戸”を楽しんでもらえたらと思います。

震災から21年。
あの出来事をしっかり胸に刻み、教訓にし、
後世に伝え生きていかなければいけません。

阪神淡路大震災で亡くなられた方々にお悔やみ申し上げます。

2016.1.17

北欧雑貨と暮らしの道具lotta

代表 金谷剣志