2ストロークエンジンを採用しています。
4ストはまずないでしょう。
この小型エンジン2ストロークのエンジンは、
ちょっと癖があるものが多いように思います。
新品のエンジンではまず問題はないのですが、
やはり使い込んでいるエンジンは癖があります。
だから、エンジンはスマートにかけないと、
エンジンをかけるだけで一苦労します。
特に最初が肝心で、
チョークの使い方を誤ると、
エンジンはかからなくなります。
本日はそこらへんを詳しくお伝えしていきたいと思います。
その前に2ストロークエンジンと4ストロークエンジンの
違いは?
これを知っているとさらによいのですが、
興味のない方もいらっしゃると思うので、
別リンクを張らせていただき、
本日はできる限る簡単に要件だけを
お伝えします。
エンジンをかける前にすること
始動ポンプを押して、燃料を送る。
(始動ポンプがないものもあります)
しっかり、このポンプの柔らかさを感じながら、
燃料をキャブに送り、
燃料タンクに戻ってくるまで、
しっかり始動ポンプをプニュプニュさせます。
燃料を送っていきます。
*キャブレター内に燃料が残っている状態で、
エンジン停止直後の再始動時に毎回やる必要はなし。
始動ポンプが付いているのに、
やらないと、やはりエンジンはかかりません。
準備ができたところで、
いよいよチョークを引き
スターターロープを引いてエンジンをかけますが、
ここで重要なことは、
チョークを引いて
スターターロープを引くのは、
2回程度におさえるということです。
エンジンがかからないからと言って、
チョークを引いたまま、
スターターロープを
5回も10回も引いてしまうと、
プラグに燃料が付着してしまい、
火花が飛ばなくなってしまいます。
結果エンジンはかからなくなります。
よく言う、「かぶった」
状態になる。
そうなると
プラグを外して、
火花が飛ぶ先端をふいてやらなければ、
エンジンはかかりません。
現場にプラグをとるレンチがあればいいのですが、
まず無いでしょう。
間に合わせのスパナや、レンチでは
まず取り外せません。
プラグレンチは特殊工具になりますから。
ですので、
スタッフ~ ━━━(゚∀゚)━━━!!!
を呼ばなければなりません。
刈払機、エンジンチェーンソー、
エンジンハンドカッター、などなど
すべて共通しますが、
この混合ガソリンを使用するエンジンは
チョークを引いて
スターターロープを引くのは2回までにしておき、
チョークを戻した状態で
2~3度スターターロープを引いてみる。
このローテーションを繰り返すと、
2回目のローテーションぐらいで、
エンジンはかかります。
スターターロープを引くときも、
最初からブンッっと引くのではなく、
ゆっくり引いてとまる(ちょうど圧縮が始まるところ)
ところで、一気にロープを引くようにする。
そうすると、
癖のあるエンジンでも
元気よくしかもスマートに
エンジンをかけることができます。
ちょっとコツをつかむまでは
何を言っているのか分からないかも知れませんが、
とにかく
チョークのかけすぎだけは
ご注意ください。
工具がない現場で、
かぶってしまうと、
自然にプラグの先端が乾くまで
かなり時間がかかります
その後エンジンがかかる保証はありません。
なので、
チェーンソーのエンジンをかける時に
一つだけ注意することは何かと聞かれれば、
チョークは2回までということです。
2回チョークをきかせて、ロープを引いたら、
1度戻すことを行ってください。
*本当にあったエンジンチェーンソーの有料請求