
どうも、トモです。
題名と関係あるのは後半からです。
実は私は、脳科学とか心理学とかが好きで、
結構胡散臭い系の本とかも読んでしまうのですが、
こういうのがなかなか面白いです。
苫米地英人さんの「洗脳」という本を読みました。
ご存知の方の多いかと思いますが、
オウム真理教の事件で、信者を脱洗脳させた人です。
この人については賛否両論ありますが、
言っていることは、理にかなっていますから(と思う)
結構好きです。
この人が、この本以外でも繰り返し訴えているのが、
生まれ変わり、輪廻転生という考えの否定です。
正確に言うと、死んでもまた生まれ変わって次の人生を生きれる。
というレベルの話なら良いのですが、
それがより深まると、差別、身分制度にまでつながると警告しています。
どういうことかというと、
生まれ変わり論の根底には「カルマ」というものがあります。
カルマとは、簡単に言うと悪いことをしたときにつく魂の穢れのことで、
生まれ変わっても付いてくるものです。
この理論を使われると、例えば、
「おまえが今貧しくて苦しいのは前世で悪いことをしたからであり、
現世で、苦行を積めばそれによって浄化され、来世は幸せになれる」
となるのです。
インドのカースト制度はその代表格です。
カーストの人を助けようとすると、
「せっかく苦しんで来世で幸せになれるのに邪魔するな」
と言われるそうです。
こういったものが、いわゆるカルトなどに悪用され、
洗脳の一つとして使われるそうです。
皆さんも、安易に、生まれ変われる素晴らしい!
と考えるのではなく、その本質を見抜いてください。
ちなみに私は、全く宗教を信じてません。
しかし、宗教自体が悪だとは思いません。
宗教は宗教であって宗教でしかないのです。
その事象自体に良いも悪いもありません。
「宗教は悪だ」と言っている人は、
「パソコンは悪だ」と言っているのと同じです。
なにも見えていません。
輪廻転生にしても、使い方によれば、心の支えになるはずです。
洗脳にしても同じです。
Macを使っている人はappleに洗脳されているんです。
Windowsもしかり、
でも、それで悪いことが起きていますか?
それがどう使われるか、ということです。
そのもの自体を冷静に見据えてください。
ビジネスに使えば、良い製品を広める手段となる。
教育に使えば、良い方向に導くことができる。
ちょっとうざい話になっちゃいましたかね(笑)。
今度洗脳方法についてまとめてみたいです。
それではまた。