お客様と打ち合わせのさい、ケースによっては数種の紙種をお持ちすることがあります。Aと言う紙を基準にしてB、C、Dは単価が1.5倍、2倍、4倍になる紙を用意します。これを高いと思われる順番に並び替えてもらいます。ほとんどの方がおしいところにいく中、全問正解されたのは皇室の眼鏡を作られている眼鏡店さんでした。
先日、TVで同じようなクイズを見かけました。
ギターコレクターと言われているキンキ・キッズの堂本さんに、4本のエレキギター(ギブソンのレスポール・カスタム)の音色を聴いてもらい10万円~200万円代のものを並び替えてもらうと言うもの。僕も好きなギターなので、このクイズをやってみると、そこそこ自信があったにもかかわらず堂本さんと私の答えはすべて逆。
内心「TVショーでジャニーズさんに恥をかかせるか?」と思ったけど、結果は僕が全問正解で堂本さんは全問不正解。なぜか、近くにいた嫁は大興奮!でも、自慢したいわけではなく、音色を聴いた堂本さんが1番、最初に発したコメントは「高音のサステインが云々...」と言っていたので堂本さんがレスポール派ではないと言うことだけのこと。
なぜなら、このギターを好む多くの人は「低音の反響音」にシビレル人が多い。だから、僕がギターショップの店員なら堂本さんへは違うメーカーを薦めます。
こんな感じで僕らの仕事も同じで、対話の中からお客様の発した言葉を逃さないように努力してお相手が望むものを薦めるようにしています。
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