Adobeのオンラインストレージには大きな欠陥があるので記載することにしました。
このサービスはWindowsのSkyDriveのようなもので、20GB容量をオンラインストレージとして利用できるサービスです。 20GBの容量に、例えば、メモ帳程度のファイル(平均2KB)をアップロードすると約10,485,760個のファイルをアップロードできることになります。
ここからが問題です。
アップロードはフォルダごとにあげられるのですが、今度はあげたものを削除するには手動で36・72行(リロードで表示する行数)ごとしか削除ができないのです。これをかかる作業時間になおすと72ファイルを削除するの約15秒(当方の実測値)かかりました。ですので、1分間で削除できるファイル数は288ファイルになります。
今度はこれを時間になおすと、アップロードしたすべてのファイルを削除するには606時間(36,408分)もかかかってしまうです。・・・・606時間って、ビジネスマンの3カ月の実働時間ですよ。
削除する作業に606時間かかるオンラインストレージってどうなのだ。
これは一例ですので、理論上、すべて1KBのファイルをアップロードした場合には上記の2倍の時間がかかります。Adobeにこれを伝えると「そういう使い方は想定外でした」と欠陥を認めるものの削除は手動でやってくださいとの返答。言うのは簡単ですけど、手動でファイルの削除に数百時間も費やせるほど人って暇じゃありません。
逆の立場になり、これを開発をした人間が手動でやってみると、ことの重大さに気がつくはずです。結局、このサービスは、いっきに大量のファイルをアップロードしてしまったら、ほぼ削除することはできなくなると記憶しておいてください。
こういう重要なニュースはAdobeじたいで配信すべき。
こういった被害者を防ぐ意味で記載しておきます。
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