箭内道彦さんと天野祐吉さんのトークイベント | 森二朗|クリエイティブ入門

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昨日はCMプランナーの箭内道彦さんと月刊誌「広告批評」の主宰だった天野祐吉さんのトークイベントにいってきました。前半30分は天野さんのセレクトしたCM上映。そこからは、箭内さんの震災(3.11)以降の活動やクリエイティブの将来についての対談がおこわれました。

箭内さんと言えば、CMプランナーでありながら、昨年は出身地である福島県支援のために野外ライブの主催、出演までして最終的には大晦日の紅白出場をした人。

紅白出場を

電通でもおさえられない日本で一番凄い広告枠

福島のことを1番、知ってもらう絶好のチャンスでしたと語られていました。

さて、箭内さんとは規模は違えど、当方もカテゴリで言えば同じ仕事をしている人間。箭内さんの作るものは、好き勝手やっているように見えるけど、対話の中で
「クライアントさんの理解のもと」と言う言葉を何度も口にされていました。

デザイナーやクリエイターの中には、自分の好みや思い込みからモノ作りをする人も多いのですが、大事なことは「これはクライアントの理解のもとか」や、商品や事業プランをどこまで理解しているかと言うことです。

お客さんが気がついてうれしいことを色付けしてあげれば「喜ばれる」
お客さんが気がつき納得がいかない色付けをすれば「不満になる」
つまり、作り手がその商品や事業を一番理解しなければならないんだよね。

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