よくお電話でお問い合わせいただくお客様から「本当に、この料金?」、「どうして、こんなに安いの?」と言うご質問をいただきます。
「本当に・・・?」
この言葉を聞いて思うことは「最近の世の中は、本当じゃないことが当たり前になってきたので、疑心暗鬼になっている方が多い」と言うこと。
例えば、携帯の料金やネット回線料金など「初期0円」と表示されていても、申し込んで見ると、解約時の違約金や、何かを少しでも使うと追加料金となるのが、現在の主流の契約パターンです。これって、嘘ではないけど「お客からすれば、気がつきにくい」ですよね。
ふと思ったのですが、この方式って、15年以上前の風俗店にそっくりなのです。
昔の風俗店と最近、主流の契約
・風俗店「○円ポッキリ」→入店すると「入場料は○円ですが、チャージ料金は○円です。追加は○円です。」→支払いを拒むと怖い人がでてくる
・某メーカー「初期0円」→契約すると「申し込み料金が0円ですが、設定費用は○円です。追加は○円です」→途中解約すると違約金を請求をされる
上記の風俗店は、俗に言う「ボッタグリ店」と呼ばれていた店です。
そのうちに、ボッタグリ店が主流になると「明朗会計」と言う大きな看板をだす店があらわれました。でもさ、考えて見てください。
「明朗会計」を看板にしなければならない・・・何か、悲しくないですか。
ボッタぐる店があるから、それを否定するお店が現れる。この繰り返しの結果が「当たり前」のことを看板に表示しなければならない・・・「非常に残念なお話」です。
現在、主流の積上げ方式の契約は「消費者の気がつくタイミング」だけですので、いずれなくなると思います。ただし、「あれ、得していないぞ?」って、気がついたときは、各会社は一財産を稼いでいると言うのがこの方式です・・・。