すごく昔の話し、ダービースタリオンと言うGAMEが社内で流行していました。
それぞれ自分の馬を調教してユーザー同士で戦わせるゲームです。
当時、勤めていた会社でも流行していたせいか「みんなで自分の馬を持ってきて戦わせよう」と主任が言いだしました。でも、この主任、かなり理不尽で傲慢な人だったので、平社員だった私たちは1番苦手な人。さらに、こういう発言をするときは、必ず自分に自信があるときだけです。
私はレースが終わったあとにバカにされるのが目に見えていたので、
決戦前日、馬のパラメーターをいじって最強の改造馬を誕生させました。
そしてレース当日。レースが始まると主任の馬が猛ダッシュ!とくに私には「お前の馬、遅せーな!画面にも見えねーぞ」って罵声をあびせてきます。12頭出馬したレースは、主任の馬が1着に!(画面上はね)「わははははっ やっぱり俺の馬、強えーよ!」って、さらに罵声をあびせてきます。
しかし・・・次の瞬間!
電光掲示板を見た主任は「・・・・ぽかーん?」
電光掲示板には、2400mを2秒で走り抜けた私の馬が1着に・・・2着には、2分22秒02で主任の馬がはいりました。そう、レースは、2分20秒もの大差だったので、私の馬はスタートから速すぎて画面にいなかったのですね。
急に思い出しました。