店舗運営「成功の鍵!」No.1
最近、ホームぺージ制作や印刷物のご依頼で、これから店舗オープンをされる方のご依頼が増えてきました。そこで、今回は、オープンされた店舗を成功させるためのポイントを少しだけお伝えいたします。
なぜ、たかが制作屋が店舗経営にまで口出しできるのか?と思われる方もいらっしゃるでしょうが、当方は起業する前は、国内で100店舗のチェーン展開している企業の店舗コンサルティングと、もともとが、建築系の出身ですので、店舗設計(建築設計)を通じ、お店にたいしては中からも外からも15年近く成功させるための店舗に携わってきました。
商圏を意識する
これから、お店を始めようと思う人は少なからず、商圏について勉強されているかと思います。商圏とは、自分のお店を中心とした半径●●●mをターゲット顧客として考えた円のことを指します。この商圏の半径は、郊外地や、市街地によって円の大きさがかわります。つまり、車を使わうのが、日常の地域では、商圏は大きくなり、都心のような電車を利用する人たちが多い地域では、商圏は小さくなります。つまり、商圏の範囲には、どれくらいの見込み客がいるかを最初に考えなくてはいけません。
地域が決まった時点から、今度は、立地を考えます。駅近徒歩30秒以内の一等地にするか、駅から徒歩7.8分かかる二等地にするか、駅から15分以上離れた三等地にするかなどです。当然、一等地にはたくさんの人がいるわけですが、地代もあがることや競合も増えることで費用対効果を考えなくてはいけません。
当方の個人的な友人で、三年前に動物系サロンをオープンした人がいます。ここは駅から結構な距離を歩く三等地でしたが、戦略的な狙いはズバリ当たり、三年前から地域1番のお店となりました。ですが、三等地出店は、地代は安くなるものの、肝心の人が少ないことのリスクから、失敗するケースも多々見かけます。通常のルートからはいる不動産屋情報では、よっぽどのビジネスアイディアがない限り、三等地は厳しいと考えたほうが良いかも知れません。
このくらいエリア戦略は店舗運営にとって命運をわける大事な部分です。不動産屋は契約をしてもらうことが仕事ですので顧客が迷ったときでも悪いことは伝えません。とは言え、すでにその場所で契約をしてしまって、すでに店舗を始められいる人は「じゃぁどうすればいいの?」となるわけです。
ですが、まだまだ挽回の余地はあります。ここで広告戦略で歯止めをかけます。広告費だけは、ケチらずに印刷物、屋外広告、ホームぺージ、DMなどを利用して均等に分散投資をします。さらに、店舗経営に詳しいコンサルティングできる人の意見を聞くことも重要です。経験している人の話は何百万円程度のレベルなら、かんたんに削減できてしまうからです。