PDCAケーススタディ | ソーシャルコミュニケーションの達人(旧ブログ)

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☆2013年10月よりオリジナルドメインの新ブログに移行しました

PDCAのケーススタディ、こういうところに書いてもOKで、しかも分かりやすいものを…

そう考えてみると案外ネタがなく、しばらく「うーん、うーん」と考え込んでいましたが、やっと「これなら」という例を思い出しました。ちょっと古い話ですが参考になれば幸いです。

とあるビジネス系のイベントを継続的に企画したときのこと。

【最初のP】
当時はまだ今のようにSEO対策もリスティングも一般化していなかったので、新聞や業界誌にURLを記載した広告を掲載し、サイトからお申込みをいただくという集客方法を取りました。

【D】
購読者数や発売日から出稿媒体の候補を絞り、予算と相談しつつ順次広告を掲載していきました。

【C】
後日、ログ解析をすると、新聞への広告掲載日に合わせてアクセスの「山」ができていました。申し込みや問い合わせもログの流れとある程度一致していました。ところが、業界誌の発売前後はほとんどアクセスが増えませんでした。

【A】
業界誌への広告掲載をやめ、新聞の広告を増やすことにしました。

【2回目のP】
新聞を中心にほぼ毎日どこかの新聞に広告を掲載する計画を立てました。

【D】
計画通りに広告を掲載しました。

【C】
広告掲載中、アクセスが全体に底上げされ、前回の1.5倍くらいのお申込みがありました。

【A】
新聞中心の出稿計画続行を決めました。

そしてこの後、新聞の中でもどれが効果的か精査しつつ出稿計画を練り直す、という「3回目のP」が始まります。

なんだかこう書いてみると、当たり前すぎる感じですが…汗

でも、紙媒体への広告は効果測定が難しいものなのです。

以前、アメリカの経営者も「広告の半分はムダだと分かっている。問題はどの半分がムダだったのか特定できないことだ」といったとか。

今回取り上げた例で、同じ広告予算で1.5倍の効果を上げることができたのは、サイトと連動させてログ解析という「C」ができたおかげです。

これが紙媒体ではなくリスティング広告なら、さらに正確な効果測定ができるはず。

「サイトの運営はPDCAサイクルで!」とおすすめする意図が少しでも伝われば幸いです。


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