Web制作会社選び、妥協編 | ソーシャルコミュニケーションの達人(旧ブログ)

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☆2013年10月よりオリジナルドメインの新ブログに移行しました

今日はフリーランス仲間との勉強会でした。

勉強会にはWeb関連会社経営者、ディレクター、デザイナー、コーダーからフラッシャーまでいろいろな人が集まるので、私にとってはとても貴重な場です。

サイト制作は分業化が進んでいて、多くの現場では

・ディレクター
・デザイナー
・コーダー

基本的にこういった役割分担のもと、制作が進められているというお話を以前にしました。(Web制作会社選びのコツ

ある程度のクオリティを求めるなら、これくらいの役割分担は必須だと私は考えています。

というのも、それぞれ頭の「使いどころ」が違うからです

勉強会に出ていてしみじみ思いますが、やはり私と他のディレクターは発想が似ているけれど、それ以外の職種の人の発想は私には常に新鮮です。

これは個性とか適性というレベルの、努力ではどうにもならない差異で、だからこそ分業体制はWeb制作の可能性を何倍にも押し広げてくれると信じているわけです。

とはいえ、制作チームの人員が増えればコストがかさむのもまた現実。一部を兼業、もしくはすべて一人でやられている人の方が、私たちのようなチーム体制よりずっとリーズナブルです。

そういった兼業型の業者さん(個人含む)を選ぶポイントは、ズバリ!

デザインよりも情報設計とコーディングの質を優先!!

ということです。

もちろん、「デザインなんてどうでもいい」なんて少しも思っていません。究極的に美しいデザインは機能性を兼ね備えるというのが私の持論ですし、案件ごとのデザイナーの選定は毎度真剣勝負です。

ただ、デザインは誰でも可視的に判断できる要素だという点が落とし穴。美しいデザインに目を奪われて「これですばらしいサイトを作ってもらえる」と即断するのは危険です。

兼業型でおすすめな組み合わせは

・優秀なディレクター+そこそこ美しいソースを書く優秀なデザイナー
・コードも書ける優秀なディレクター+そこそこ優秀なデザイナー
・デザインはもう一つだけど、ディレクションとコーディングが確かなオールインワンの個人

こんなところでしょうか。

兼業型にしろ個人のオールインワンにしろ、やはり決め手は「ディレクション」部分ということですね。

みなさんの業者選定の参考になれば幸いです。


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