・ディレクター
・デザイナー
・コーダー
この3つに分業されています。
デザイナーは文字通りデザインをする人、コーダーはデザインをコード化し、ネット上で閲覧できる形にします。
そして、ディレクターは全体の進行管理の他に、サイト全体の構成やページ設計などを担うのですが、このディレクターが付き合う制作会社を選ぶ際の大きなポイントです。
例えば、お客さんの「いう通り」に作ろうとするディレクターはお客さんに「どうしたいか」とズバリ聞きます。色は?参考サイトは?トップには何を載せたい?キャッチコピーは?
聞かれれば、当然お客さんはある程度答えます。
が、出来上がってきたものを見ると「なんか、違う……」
それはそうです。
だって、ほとんどのお客さんはサイトを作るのは初めてのことで、自分たちの答えがどのようにサイトに反映されるかなんて想像できませんから。
でも、ディレクターはいいます。
「ご要望通りにしましたよ?」
お客さんは「えぇぇぇぇ~~」と困り果てるしかありません。一方、ディレクターの方も「いう通りにしたのにどんでん返しだ!」と怒り心頭。
実に、Web制作現場でありがちな不幸なトラブル。
「そんな!?」と思われるかもしれませんが、「Webの専門家として意見や提案をたくさんもらえるだろう」とすべての制作会社に期待するのはあまりおすすめできません。
これは「ダメな会社がたくさんある」というわけではなくて、Webの制作会社には細かい「得意分野」があり、一般の人がわりと当然のことと期待しやすい「提案」を得意とする会社や人は案外少ない、ということなのです。
いちばん間違いがないのは、自分自身で徹底的に調べ、制作会社の「得意分野」を理解して使い分けることですが、それは簡単なことではありません。提案力のあるディレクターと出会えればそれでもいいのですが、そういう人を探す「これ!」という究極の手もありません。
「じゃあ、どうすりゃいいのさ!?」ですね…
私がおすすめする方法は、とにかく実際に会ってみて
「この人と仕事をしてみたいな」そう思えるディレクターを選ぶこと。
100点満点じゃなくても、これで選べば大きなトラブルはかなりの確率で回避できるはずです。大きなプロジェクトを任せる場合は、会社の規模なども重要ですが、10ページ前後のサイト制作なら、まず「人」で選ぶのがおすすめです。
あ、「人」といっても「きれいなお姉さんだったからまた会いたくて」「イケメンだったのでつい」なんていうのは当然参考外なので、くれぐれもご注意くださいね(笑)
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