サイト内のルールを決めよう | ソーシャルコミュニケーションの達人(旧ブログ)

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☆2013年10月よりオリジナルドメインの新ブログに移行しました

ユーザーは一つのサイト内を巡回するうちに、無意識にそのサイト内の構造やルールを学習しています

コンテンツの構成、ボタンの形や位置、テキストリンクの色……などなど。

例えば、クリックに関するルールが決められていなければ、リンクボタンと気付かれずに素通りされてしまうかもしれません。

ルール化し、サイト全体に適用することで「この先にもページがありますよ」「ここだけは理解してくださいね」など、こちらの意図をより確実にユーザーに伝えることができるのです。

まずは以下のルールを決めてサイトを構築しましょう。



構成に関するルール

ナビゲーションの表示スタイルを統一します。

それにより、ユーザーはサイト全体がどのような階層構造になっているかを理解できるようになります。

色に関するルール

ベースとなる色の組み合わせ、強調色、テキストリンク色、肯定・否定を表す色などをルール化しサイト全体に適用します。

無秩序に色があふれたサイトはユーザーを遠ざけるだけです。

クリッカブルルール

テキストリンク色、マウスオーバー時のアクション(テキストリンクは下線を表示、画像リンクは反転など)、リンクボタンのパターンや使用方法などをルール化します。

関連ページへ適切に誘導するためには不可欠なルールです。



時々コンテンツごとにデザインが異なるサイトを見かけますが、そのようなサイトのログ解析をしてみると、あるコンテンツだけ下層ページへのアクセスが極端に少ない、という結果が出ることが多いです。

キャンペーンページなど、よほどこだわりがある場合以外、ルールはサイト全体に適用するのが原則です

以前、サイトはネット上に公開するカタログのようなものと考えている方がいる、という話をしました。(Webの特徴を意識した構築を

カタログや雑誌の感覚でサイトの設計をすると、上記のルールを軽視してしまいがち。

手にとって読むカタログ・雑誌とサイトはやはりユーザーの意識は異なります。WebにはWebのルールが必要ということを忘れないようにしたいですね。


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