サイトのログ解析をやってみよう | ソーシャルコミュニケーションの達人(旧ブログ)

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☆2013年10月よりオリジナルドメインの新ブログに移行しました

ここ数年、サイトの運営コンサルティングを専門とする会社がとても増えました。

サイトを作って置いておくだけではダメで、しっかり「PDCAサイクル」を回さないと効果が出ない、ということが広く認識されてきた証拠だと思います。

「PDCAサイクル」については、別途詳しく説明したいと思いますが、まずはその基礎ともいえる「ログ解析」をやってみましょう。

ログを解析するためのツールは利用しているサーバーやブログサービスに付帯していることが多いので、まずはそちらをチェックします。ただ、日別のアクセス数くらいしか分からないような場合もあるので、そういうときはGoogle Analytics などのツールを利用してみるものいいと思います。

まず、以下のデータを見てみます。

時間別アクセス数

午後22時~午前1時くらいの夜間にアクセス数のピークがあるのが一般的です。もし、それ以外の時間帯にピークがある場合はユーザー特性を知る手掛かりになるので継続してモニターしましょう。

曜日別アクセス数

週末のアクセスに特徴が見られることが多いです。また、ターゲットの生活リズムを反映していることもあるのでメルマガなどを配信する際の参考にします。

日別アクセス数

1ヶ月くらいのスパンで日別アクセスを見ます。 「メルマガを出した」「広告を出した」など、何かイベントがあった際にしかるべき効果が出ているかどうかをチェックすることができます。
アクセスの急激な増減にはかならず理由があります。イベントなどの心当たりがない場合は、必ず原因を究明しましょう。

参照元(リファラー)

どこからサイトに誘導されたのかを見ます。 「お気に入り」などから参照されると「直接入力」が多くなります。また、思わぬところから誘導されているケースもあり、ユーザーニーズを知る手掛かりになります。

平均滞在時間

基本的に長ければ長いほどいいです。1分に満たないような場合は、早急にサイトを見なおしてください。

平均閲覧ページ数

これも多ければ多いほどいいです。しかし「分かりづらくて迷っている」ということもあるので、できれば、経路分析も合わせて行うとより効果的です。
(ただ、経路分析は無料のツールではできないことが多いのですが…)

有料の解析ツールを使えばさらに細かいことまで調べることができますが、まずは上記の変化を一ヶ月毎くらいのペースで記録してみてみましょう。

ページビューが1日100に満たないサイトの場合、関係者のアクセスが大きく数字に反映してきますので、そこは注意してください。

勘のいい方なら、すぐにログ解析から次にやるべきことが分かるようになると思います。

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