今、初夏の日本旅行に向けて、主人や日本の私の家族と色々と計画を立てるとこ。
今週行ったのは、日本滞在時での携帯・インターネット使用について調査すること。
前回日本に帰ったのは2019年で、その時は私たちはスプリントという会社の携帯電話会社を使ってた。
何が良かったって、当時はスプリントは日本のソフトバンクと提携していたので、1ライン毎に(その月だけ)5ドル払うだけで、日本でローミング設定にすれば、そのままソフトバンクの電波が使えて、通話、メッセージ、データ通信も使い放題だった。アメリカでアメリカの携帯を使ってるのと、なんら変わりなく。
でも今は私たちはベライゾンという会社に乗り換えてるし、そもそもスプリントという会社はもうT-モバイル社に合併されて存在しない。
じゃあ、今年はどうしようか、ということで。
主人は、ダルビッシュ・ラヴなので、日本からもストリーミングしてMLBの試合を観ないといけない!!!と息巻いてる。つまり、結構なデータ容量が必要。
世の中は、ポケットWiFiを借りるというのが一般的みたいね。
実際にね、主人もどこからかニンジャWiFiという会社の評判を聞きつけて、数ヶ月も前からプランを吟味して、それを使う気満々だった。
私たちは日本には3週間滞在するから、200ドルくらいのプランかな?
つい2、3日前に、主人がコンピュータの部屋で一人で作業していてね、それでふらっと私のとこに来て、こう言うのよ。
「今WiFiの空港ピックアップの申し込みをしてるんだけどさ。お店が開くのが朝6時なのに、ピックアップに5時から6時を指定できるんだよ?これはどう言うことかな?飛行機の到着が朝5時だから、ピックアップは5時から6時でいいよね?」
いやいやいや、入国審査やら荷物ピックアップの時間を入れたら、それは無理でしょう。6時から7時、もしくは念の為7時から8時にしておこうよ、と言うと、待ち時間がもったいないという。
「そもそもピックアップの時間指定枠が1時間って、不親切じゃない?っていうか、ピックアップ自体が面倒くさい。他にいい案あるんじゃないの?」と、私の方で却下。
今まですごい時間かけてリサーチしてきたのに、あとはピックアップ時間帯を選んで送信すれば完了だったのに!とめちゃ愚痴られました。
んで、リサーチし直し。
そもそも、ベライゾンを使っている今、この携帯会社自体は一体どんな国際サービスを出してるのよ?とまずそこを見てみる。
てか、データ通信だけあっても、電話が使えないと不便じゃね?日本ではぐれた時とかどうするのよ?
家族や友人と連絡するのも電話があると便利だし。
ベライゾンのウェブサイトを見てみると、月単位で使える、1ライン100ドルのデータ無制限のプランがありましたわ。
携帯二人分で月200ドルか、スプリントの時より高いけど、まあいいんじゃない?
ところで、このデータの横にあるアステリスクは何だ。ということで、ファイン・プリント(細かい注意書き)を見てみる。
まあ要は、そのデータ利用量が20GBだかを超えると、その後は通信速度をめっちゃ下げますよ、という感じ。通信速度が下げられたら、3Gくらいのスピードになるのかな。(動画のストリーミングでは1時間で1GBくらい消費するらしい。)
ん〜、まあ夜間はホテルのWiFiが使えるし、日中の観光中にゴリゴリ動画を見ることはないとしても、でも上限があるのはドキドキするね。
でもこれはこれで、もう一つ、別のサービスと合わせて使うと、安心かな。
とりあえず、主人がベライゾンに電話して確認してみる。
するとね、割と最近出たプランで、さらに上のUnlimited Ultimateというのをお勧めされたらしい。
こんなの。
これは国際トラベル用のプランではなく、国内用の普通の携帯のプランで、これに海外ローミングが無料で入ってるんですって。
私たちの今の携帯プランもデータ無制限だけど、それは今は新規契約できない古いプランで、海外ローミングはついてない。
つまり、今の携帯プランを変更すれば、国際トラベルプランを別途購入しなくても良いそうな。国内のプラン自体も、古いのと同等かそれ以上良いらしいし。
ということで、早速乗り換え。なんか前使ってたプランよりも、ちょっと安くなったらしいよ?
(でも今朝、ベライゾンの以前のプランについてた無料Apple musicアカウントが無効になっていたのに気づいた。。。。ひょっとして差額はそれ?)
そして、お約束のファイン・プリントのチェック。
データは無制限だというけど、さて、本当のところはどうだろう。
10GBの高速国際データを使用した後は、次の月まで最大で256 Kbpsまで通信速度が落とされるらしい。
国際トラベルプランよりも悪くなってないか?
でも、携帯会社のプランは通話とSMSがメインだからね!データ通信はNice to haveでいいのさ。
データ通信を補充するプランがあれば良い。
でもポケットWiFiは、空港にピックアップするのも返却するのも、デバイスを持ち歩いて管理をするのも、全てがめんどう〜。
そこで知ったのが、eSIMという存在。
アンドロイドなんかの携帯についてるSIMカード。あれは最近は物理的なチップじゃなくて、デジタルSIMなんですって。今携帯に入ってるデフォルトのSIMと合わせて、別の電子SIMを入れて、データ通信はそっちを使うことができるんですって。
テクノロジーってすごいね〜。
幸い、主人の携帯(アンドロイド)も私の携帯(iPhone)も、追加eSIMを使うことができる。(もし携帯がSIMロックされてる場合は使えない。)
ざっと主人がリサーチして、Ubigi という会社を試してみることに。
携帯に専用アプリを入れて、そこからUbigi用のeSIMを入れる。携帯の設定画面で、eSIMが2つあるのが見える。
Primaryがベライゾンのやつで、これは通話もデータ通信もできる。もう一つのがUbigiのやつで、これはデータ通信オンリー。
使わない時は、ここでOffにできるみたい。
とりあえず、本当に使えるのか、主人も私もとりあえず7日間のUSのプランを3ドルくらいで買ってみた。(携帯機種が違うからね、両方とも試してみないと!)
(1日分を買おうと思ったら、「何ケチくさいことしてるの、七日間じっくり試してみればいいじゃん」と言われた。私引きこもりだけど。お家で携帯使わないけど。)
念の為WiFiをオフにしてから、YouTubeの動画を再生してみた。無問題。
アプリで、現時点でのテータ使用量が確認できる。
なので主人の場合、MLBの試合をストリーム中でも、合間にデータ容量をチェックして、必要な場合は追加購入することができるらしい。
日本に行く時は、アプリから日本用のプランを買えばオッケー。
ということで、今年の日本旅行は、ベライゾンの追加料金なしの海外ローミングと、このeSIMとの二つ巴で行ってみようと思う。