アメリカで大晦日といえば、花火。

 

主人と私は数年前までは、毎年大晦日は花火を見に出かけてた。ちょうど新年になる午前0時に花火が始まるから、その1〜2時間くらい前に会場に行っていい場所を確保して、寒いなか、ひたすら時間になるのを待つ。。

私達の中では、このエリアで一年で一番寒い日は、大晦日!でもそれは単に季節の問題だけでなく、真夜中に野外で風が吹く中、長時間待つからかも。

とにかく、この日は持ってる中で一番暖かいロング・コートを着て、毛糸の帽子、たまにイヤーマフ、手袋、マフラーと、完全装備してた。

 

 

とりあえず毎年、いろんな場所に行っていろんな角度から(同じ)花火を眺めてたんだけどね。それでもやっぱここ数年はもう面倒くさくなって、最近は花火に行ってないね。寒いし。

(ちなみに私的には、7月4日の花火の方がもっとたくさん人がいる気がする。新年の花火は時間が遅いし、寒いからかな。)

 

 

でも今年は何か大晦日らしいことをしたくてね。久しぶりに花火も見たいし、日本人らしく除夜の鐘も鳴らしたい。(日本では一度も鳴らしたことなかったけどね!)

実はサンフランシスコでも除夜の鐘が鳴らせるところがいくつかあってね。

 

私が知ってるのは、ひとつはサンフランシスコのアジア美術館

12月31日のお昼頃に、スペシャル・イベントとして除夜の鐘イベントをやってる。私と主人の予定がなかなか合わなくてね、数年前に一度だけ、行けた。結構大きい日本の鐘が設置されてて、順番に並んで、6人だか8人だかが一緒に縄を掴んで、みんなで1回、一緒に鳴らす。

ついでに美術館を見て回ったり、あとはこの時は主に子供向けに開催されてた、和風のアクセサリー?を作るクラスに私も子供達に混ざって参加してきた!(注:私に子供はいない。)

 

 

でも実は今年は私の仕事の都合で、お昼に外出ができなくてね。美術館のイベントには参加できず。

代わりにもう一つのオプション、サンフランシスコの日本のお寺に行くことにしました。

以前からこのお寺のことは知ってたけど、実際に行くのは今年が初めて。

こっちはもっと本格的で、夜の11時に始まって、12時まで続く。ちゃんと仏教の作法に則った除夜の鐘だった!お坊さんたちによる祈祷?とか。

私は今までこういう仏教とかあんま触れる機会がなかったので、私にとっても異文化体験だった!

祈祷の時にベルの音に合わせて一緒にお辞儀するように説明されてたけど、周りのアメリカ人たちが「いつするの?今?」と戸惑う中、私も同じく戸惑いまくった!

 

 

会場は、サンフランシスコの日本街のお寺。

 

 

除夜の鐘のパンフレット!

 

 

鐘は小ぶりだったけど、ちゃんと除夜の鐘の音がした!

 

 

お坊さん主導でみんなでカウントダウンした!

 

でも新年のキスをしたのは主人と私だけだった〜。

日本ではする?しない?「明けましておめでとう〜」って言って、チュッとする。(パートナー限定ね。)

 

 

12時からは、新年の祈祷?

 

 

12時20分頃にお寺を出て家に帰る。

帰り、街中を運転してたら、露出の多い服装の女の子たちとか、キラキラの服装のグループの人たちを見かけた。

バーやクラブ、パーティでお酒飲んで盛り上がってる人たちがいるだろう中、お寺で厳かに過ごす私たち、風流ね!

 

 

帰りの高速道路から、夜1時を回ってるのに、違法の打ち上げ花火を1つ見ることができた!

 

 

 

 

 

ちなみにお寺に出かける前、大晦日の夕飯は、出かけるのも作るのも面倒だったので、ラーメンを出前。

 

サンフランシスコの日本街でいつも行列が出来てる、まるふくらぁめん。そこ以外にもいくつか店舗が出来てたなんて、知らなかった。

しかもデリバリーまでしてくれるのね。

 

私は豚骨ラーメン(もやし追加)、主人は豚骨デラックスラーメン。それと、たこ焼き。

麺、具、スープは別々になっていて、自分で混ぜるスタイル。器に入れたら、それっぽくなった。

 

 

スープはちょっと冷めてたので、レンチンすればよかったな。

レイジーな日には便利だね!