私は割と最近ソーイング(洋裁)を始めたのだけど、とりあえずミシン類はキッチンテーブル(ダイニングテーブル)に置きっ放しにしてた。布を裁断する場合は、洋服のパーツなど大きいものはテーブルでは狭いので、床でやってた。
私は片付けられない人なので、ダイニングテーブルやベンチはもう作成中のものや、ハギレ、糸くずなどが散乱。さらに、床で作業してる私を見て主人の方が我慢できなくなり、ソーイング用のテーブルを買うことになりました。
置き場所は、ベッドルームは机が置けそうな場所はないし、私の音楽部屋/フロントルーム(グランドピアノやオルガンがある)に置くのもなんか変だし、ということで、実質リビングになっているデン(den)に、スペースを作ることにしました。
はじめは2つあるウッドフレームの二人がけのソファのうち一つを誰かにあげようと考えてたんだけど、でもちょっと勿体無いし、それに元々なんか無駄にスペースがある部屋だったので、ちょっと今ある家具を動かして間を詰めて、テーブル+椅子分のスペースを作りました!(スペース詰めたらなんだか部屋がcozyになっていい感じ!)
実際に置くテーブルだけど、始めは色々な家具屋さんをチェックしたのよ。でも、コンピューター/オフィス机みたいなのって、ちょっと奥行きが狭いのよね。やっぱり、A0サイズの型紙が余裕で置ける大きさが欲しい。パンツとか、長いものも作りたいしね。
あと、ミシン/ソーイング用テーブルってのがこっちにも売ってるけど、あれも小さい。私が欲しいのは、裁断にも使える大きさだからね。(それに、ミシン使う時も左側に大きなスペースが欲しい。でないと、大きいものを縫ってる時に、布が机から滑り落ちて、引っ張られてまっすぐ縫えない。)あと、そもそもソーイング机って、大きい引き出しとか収納とかなんか要らないのが多い。
私が欲しいのは、広くて、シンプルな「作業机」なのだ!
(ちなみにダイニングテーブルだともっと大きいのがたくさんあるけど、逆に1辺が大きすぎたりで、やっぱジャストサイズは見つからないのよ。)
近所の家具屋さんに大きさ指定して作ってもらおうとも思ったけど、でもぶっちゃけそこまではお金かけたくない!!!
そこで主人が見つけてきたのが、まさに「作業台」。業務用のいろんな備品を取り扱ってる、ULINEという会社の、「パッキング・テーブル」。要は、企業が製品を送る際に箱詰めするのに使うテーブル。これ。500パウンド(250キロくらい)の重量にも耐えられる!工業用!様々な会社のニーズに合わせるため、サイズ展開も豊富!!!テーブルトップも、ステンレスなど、数種類から選べる。私たちは、メープル材のテーブルトップにしました。デフォルトで足元にちょっとした棚がついてるのよ。便利!!!!
工業用なのでカスタマイズも可能で、オプションで引き出しやら、棚やら、色々つけられる。全部自分で組み立てなきゃ、だけどね。
しかもこの会社は主に企業向けなので、まあ早いんですよ!日曜日の夜、注文したのかな?それが、火曜日のお昼には届いてました。(しかも、配達のお兄さんにデンまで運び入れてもらっちゃった。一人でめちゃくちゃ重そうだった。ごめんね、ありがとう!)
早速その日の夜、主人に組み立ててもらいました!この道具(ラチェット)が便利〜。ナットを締めるのに、回した後いちいち外して入れ直す必要がない。
そして、このテーブルに透明のカッティングマットを置けば完璧では!!!
ということで、私たちのテーブルサイズ(90センチx150センチくらい)に合わせた「透明の」カッティングマットを探したのだけど、それがなかなかなくてねえ。(マットは置きっ放しにするつもりだし、せっかくの木のテーブルトップ、隠したくないじゃない。)まず透明ってのがないし、それに90x150センチというのも無いんだわ。アメリカにはね。
そこで、インターネットで見つけたオランダの会社から購入して送ってもらうことにしました。透明の厚さ5ミリのシートを、サイズ指定してカスタムカットしてもらいました。値段は、マット自体は意外と安い。私たちのサイズでは、スタンダードのタイプで、60〜70ドル。それにフロスト加工されたのが、80〜90ドルくらい。なんとなく、フロスト加工された方がいいのかな??と、そっちを注文しました。(フロスト加工だと、マットにくっつきにくくなるのと、光の反射がなくなる。)オンラインで送料の見積もりリクエストを送ったら翌朝すぐ連絡が来ました。マット自体は90ドル弱だけど、送料が120ドル!送料の方が高いぜ。。。
でもまあ、アメリカでは似たようなものは見つからなかったし、あったとしてもこのサイズではどちらにせよ200ドルくらいはかかるので、そのまま注文することにしました。すぐに発送されて、月曜日の朝に注文してオランダからアメリカ西海岸に届くのが、なんと2日後の水曜日のお昼!!早すぎない!?ていうか、もう少し時間かかってもいいから、送料もうちょっと安くできたのでは。。。
で、届いたのがこれ。丸まって箱に詰まってた。結構重い!(その後ろにあるのは、テーブルの空き箱。うちダンボールだらけ!)
そして、机が完成〜。
椅子は、ローカルの家具屋さんで見つけたティーク材の丸椅子。どの角度でも座れるし、軽いから出し入れが楽。この椅子から机と反対側のテレビも観れる。それに、見た目がなんか気に入った!
マットは、黄色に変色するのを防ぐため、青色に色付けしてあります。それでも木目がちゃんと見えるので良し!
端っこが丸まるのを防ぐため、とりあえずケトルベルたちで抑えてみた。
下についてる棚が、生地だとか道具だとかを収納するのにとっても便利!
そして、テストドライブしてみた。
まずは、アメリカの型紙を広げてみた。
なんか昔買ったニット生地が出て来たので、このラグランスリーブのカットソーを作ってみようかと。男性用パターンだけど、私用。(私は普段、男性用の服を着ることが多い。ぶっちゃけ既製品は男性用の方が作りがいいし、デザインも私好みが多い。)なんか、型紙思ったより大きかった。。でもパーツはちゃんと乗るので、無問題!
トレースしてみた。(これをこのまま切って使えるんだけど、トレースしても良い。ユーチューブのTock兄さんはトレースしてた。)
トレースしたのを切ってみた。マットのおかげで、はさみの歯が当たってもテーブルが傷つかないか心配しなくていいから、良い!
(最近全然ピアノ練習してないから、爪が伸びてる!)
ロータリーカッターで切ってみた。セルフ・ヒーリングなだけあって、マットを見ても傷がわからない。良い!
ちょっと届かない場所は、机の上に乗っちゃって切っても大丈夫!250キロまで耐えられるから!!
ミシンたちも置いてみた。(黒いマットは、ダイニングテーブルが傷つかないように、以前主人が買ってくれてたもの。)
一緒に乗せたのは、今縫いかけのボタンフライ・ジーンズ。接着芯を買い忘れてたので、ここでストップしてた。昨日芯が届いたので、今週末にでも再開する予定。(初ジーンズで、練習用。)
で、いまさら気づいたけど、ミシン2台置いたら、裁断スペースが結構小さいわ〜!!!
(でも、これより長いテーブルだと、今ある家具を撤去しなきゃだから、そこまではしたくなかったのよね。)
でも、いまんとこ、いい感じ。