ブログには書いてないけど、最近このシャツを作って、お家用にしてる。(初めてのシャツだったので、まだ外には着ていけないレベルなのです。)シャンブレー生地で、遠目からは結構パリッとして、ちゃんとした装いに見える!でもオーバーサイズなので、着心地はとても良い!

なので、ブラも作ったし、シャツも作ったし、じゃあ次はボトムだな。ちょうど、厚物も縫えると言われる、最近買ったばかりのジューキの家庭用ミシン。実際ジーンズ縫って、試してみましょ?

 

私の現在の愛用ジーンズは、クロップ丈のボーイフレンド・ジーンズ。楽ちん。なので、使う型紙ももちろんボーイフレンド・ジーンズ。色々利用者の多そうな、Closet CoreのMorgan ジーンズにしました。すぐにダウンロードして使えるPDF版を購入。レビューにもあった通り、なかなか親切な手順書です。一般的にジーンズはジッパーを付けるのが難しいらしいけど、これはボタンフライなので、難易度は下がるはず!

 

手順書(PDFをプリントしたもの)は、こんな感じ。

 

 

生地は、以前から気になっていた近所のディスカウント生地やさんで、1ヤード7.5ドルで2ヤード(2メートル弱)購入。思ったよりデニム生地のチョイスが少なかった。まあ初ジーンズ(=練習)なんで、とりあえずあるもので。サイドポケット用の裏地も、色合いが合いそうなコットンを1/2ヤード。ちょっと生地が薄すぎたかな、と後で少し後悔したけど、買い直すのも面倒だったし、まあこれはこのまま。

 

糸は、ジーンズ糸というのを購入。色々読んだところ、縫う箇所に合わせてトップステッチ用の(黄色い)糸と普通の糸(生地と同じ色)と使い分けるらしい。ミシンが1台の場合は、糸をいちいち入れ替える必要がある。私は面倒なので、全てジーンズ糸で縫う!(これ、ジーンズ糸/丈夫、とあるだけで、別にトップステッチ用と書いてないし??)

 

実は裁断で勘違いしちゃって、布目を逆に切っちゃった。(こないだブラを作った時の型紙で、布地の向きの矢印がストレッチのある方向に書かれていたので、なんかこっちの型紙はそうなのね〜と思っちゃった。)本来ならジーンズの横向きに伸びるはずが、縦に伸びるように切っちゃったので、穿いた時のゆとりがないかも。。でも、初ジーンズ(=練習)なので、このまま続行!(デニム自体は、ストレッチしない生地なので、多分ダメージはストレッチジーンズよりは少ないはず!)

 

ちなみにこの型紙は、縫い代が5/8インチ(1.6センチくらい?)あります。ちょっと普段より大きくて、縫いにくい。。後でフィッティングできるように、あえて縫い代を大きく取ってるそう。(私はフィッティングなんて高等なこと、しないけどね!)

 

 

まず、縫い始めはポケットから!うしろポケットと、コインポケット。出来上がり線に折ってアイロンかけて、ポケット口にトップステッチ。

 

 

そして、サイドポケットを作って行く。

ポケット見返しとポケット裏地を合わせて縫って(画像なし)、それを前パンツ本体に縫い合わせる。

 

こんな感じ。

 

ポケット口は閂止めした方がいいのかしら、と適当にやってみたら、針がステッチに刺さって取れなくなって、ミシンから針が抜けた!ペンチで引っこ抜いた。閂止めは封印!!

 

 

前パンツの縫い合わせは、フライの部分は後で解けるように、ベルト側からフライの下の印までは大きいステッチで(5ミリ)、印の後はステッチ幅を標準に戻して股上を縫い合わせる。そして表に返して、縫い代を左に倒して左側だけにトップステッチ。

このしつけをした状態で、フライをつける。

でもフライ部分につける接着芯を買い忘れたので、これは後回しで後ろパンツに取りかかる。

 

 

ヨークを縫い合わせてロックミシンで処理して、トップステッチ。折りふせ縫い?だともっと本格的なんだろうけど、生地の重なった部分をミシンで縫えるか不安だったので。

そして、何を血迷ったか、ここで後ろポケットをつける。

 

 

本来は前パンツと後ろパンツを縫い合わせた後、試着してからポケット位置を決めるんだけど、私は位置調整なんてする気がなかったので、型紙の印通りに。でもでも、せめて左右の後ろパンツを縫い合わせてからにすればよかった!というのは、左右のパンツを縫い合わせたら、ポケットの位置が微妙にずれてて左右対象じゃないのに気づいたから。。。後にした方が、位置の確認がしやすかったかな、と。

でもまあ、細かいことは気にしない!

 

で、後ろパンツも左右で股上を合わせて、縫う。股下はまだ縫わない。同じく、縫った後ロック処理してトップステッチ。

 

裏から見たところ。

 

 

 

次は、後日ようやく接着芯を手にいれたので、フライ部分に取り掛かる。

フライ・プラケットは、外表にふたつ折りして、端をロック処理。カーブがうまく縫えなかった!!

ボタンホールを別布で死ぬ程練習したあと、マニュアルの2ステップでボタンホールを縫う。

糸が太いからか、デフォルトのステッチ幅だと針が縫った箇所の糸に絡まって抜けなくなり、大変なことになってしまったので、ステッチ幅は最大に設定して、なんとか縫えた。でも後ろがやっぱり糸が団子になってる!!(でも見ないことにする。。)

で、そのフライ・プラケットを、中央の縫い目から3ミリ内側に入れて、上(パンツのベルト側)をミシンで仮止めする。

下の写真は、仮止め直前。

 

表に返して、ステッチのテンプレートに沿ってチャコペンシルでステッチの下書きを書いて、その上をステッチ。

それから6、7ミリ?内側にもう一度ステッチ。カーブでちょっとずれちゃった!

このステッチで、中に仮止めしてあるプラケットも一緒に縫われる。

 

 

その後、また裏返して、フライ・シールドをつける。フライシールドは、中表に1辺(下側)だけ縫って表に返す。2個前の写真で出てる、フライプラケットの右側のピラピラを、右端から1インチカットして、そのカットした端とシールドの端を縫い合わせる。両方の縫い端だけを、ロック処理。

 

前パンツの仮止めしていた糸を切り、股下にステッチと、なんちゃって閂止めをして、フライ部分は完成!

ここは接着芯を待っている間、結構予習したのと、インストラクションが丁寧だったので、結構すんなり行けました。

(型紙について来た手順書の他、ここも参考にしました。)

これが完成したフライ。ボタンホールに糸が絡まってるのが見えるぜ。。(ちなみに着てる服は、前述した、自作のシャツ。)

 

 

 

次に、前パンツと後ろパンツの股下を縫い合わせる。ここが一番難しかった!!!!!だって、前パンツと後ろパンツ、股ぐりの形が違うんだもん。(私前行程で何か失敗した?)なんか無理くり合わせて縫い合わせたけど、ちょっとつれちゃった。。

ここも、正式には折りふせ縫い?にするそうだけど、前述と同じ理由でロック処理。

 

 

 

で、遂に!両端を縫います。ここでやっとジーンズの形が見える!

本来はここで仮縫いをして、試着してフィッティングしてから、本縫いをするそうだ。仮縫いって何?手縫い?目の荒いミシン?

とりあえず、縫い代控えめに縫って、試着してつまんで、こんな感じかな〜〜、と、削っていく。

もう適当。

 

 

最終的に、一番内側の縫い線に沿ってロックミシンをかけ、終了。あまりにも適当だったので、左足は結構削いだけど、右足は結構面倒くさくなって、よく見ると左右の太さがちょっと違うわ〜。

 

 

で、ベルト側から、横ポケット布の終わりまでステッチをかけて、なんちゃって閂止めをする。(針が抜けるギリギリのステッチ幅でジグザグミシン。)これもなんか左右で長さがずれちゃったわー。

 

 

このあたりで、だいぶパンツらしくなってきた!

前と

後ろ。

 

 

次にベルトをつける。ベルトは、この型紙ではカーブのついた1枚ピース。(型紙によっては、2ピースを繋げてベルトにするのもある。1ピースだと、布がたくさんいるね。足りなくなりそうだったよ。)

接着芯は、つけるかつけないか迷ったんだけど(手順書はちょっとあやふやだった。生地の厚さにもよるからかも)、色々調べた結果、ベルトの内側の布だけ全面に芯を貼ることにしました。

 

ちなみに、手順書には「接着芯を貼る」としか書いてなくて、どんな接着芯かは指定がなかったの。私は洋裁初心者でどんな接着芯が良いのかわからず、接着芯のパッケージの説明に沿って買ってみたのよ。デニムなどに向いてるとあったミディアムの厚さのものにしたんだけど、なんかすごく硬くて、ボタンフライがすごいシャキーンとなった!まあいいけどさ。

後で色々調べた結果、ライトウェイトのもので良いそう。さらには、ニット地の薄手が良いんだって。私の全然違った!

 

 

手順書では、本体に縫い合わせる前に、ベルトの布2枚をまず1辺縫い合わせるんだけど、どちらの辺を縫い合わせるのかよくわからなかったので(「上側のカーブ」ってどっちよ?)、ユーチューブで見たMimi G姉さんのやり方で行くことにしました。

まず2枚のうち、接着芯を貼った方を本体に縫い付けて(私の接着芯、厚紙みたい。。)、

 

 

その後もう1枚の方を中表に合わせて縫って、

 

縫われてない方の端を、出来上がり線でミシンをかけて(真っ直ぐ縫えるように、縫い代の幅に合わせてミシンにテープを貼りました。これ全然使える。もっと早くやってればよかった!)、

 

縫った線に沿って折り(アイロンより簡単で正確!)、

 

ベルトの両端を、パンツの幅に沿って縫って閉じて、

 

くるっとひっくり返して、

 

ピンで止めて、

 

上からステッチをかけて閉じる。特に両はしの角、家庭用ミシンじゃ無理なんじゃ、と思ったけど、意外とうちのジューキくん、頑張ってくれました!!厚いとこも、段差のあるとこも、かなりグイグイ行ってくれました。

 

ベルトが完成!

 

 

と思ったら、内側、ちょっとステッチが落ちてた。。。

 

ので、そこだけ!解いて、ステッチやり直し。

 

 

 

最後にベルトループをつける!

 

これは、生地が重なっているからか、私が執拗に何度も何度も行ったり来たり同じところを縫っていたからか、ボタンホールの時と同じように、針が糸に絡まって抜けなくなってしまった。(というか、針が布/糸に絡まって、マシンから外れる。)

 

なので、ペンチ君登場。ちょっと布を潰してから縫ってました。その他、このペンチ君は布から抜けなくなった針を抜くのにも大変活躍してくれました。

 

 

そして、(ほぼ)完成!

 

前。

 

後ろ。

 

中。

 

 

 

フィットは結構適当だし、横ごりごり削った時にラインもちょっと変わっちゃったかもしれない。

でもでも、ちょっと履いてみたらなんか可愛いよ!それに初めての自作ジーンズだからか、ものすごく愛着が湧いてる!

ジーンズ作り、かなり楽しい!!これはハマるかもー。

 

 

ジーンズを縫い終えてからボタンフライの金具のセット(ボタン、リベット)を注文したので、続きはそれらが届いてから!

まだ発送されてないようなので、それまで洋裁はお休み。(今は楽器の練習しないと!)

 

 

 

ベルトのボタンホールは、ミシンでやって失敗すると台無しなので、手縫いでやろうか迷ってる。(ボタンフライは、ボタンホールを開けてから本体に取り付けるので、失敗しても修正がきいた。)

でも手縫いのボタンホール、やったことないから、まずは練習から!!

この続きを、後日その2としてアップしたいなと思います。