どうも、ジーンズの密売人です。
ジーンズを作っていると、「端切れ」とか「残布」とかってめちゃくちゃ出るんですよ。
端切れといっても裁断された後のいびつな形状の生地１ｍ２ｍの単位で残る生地もたくさんあります。
例えばCONTRABANDのスリムタイプの定番ジーンズだと、1本作るのに2.5m弱のセルビッチデニムが必要になります。
サンプルでジーンズを作るために３ｍ生地を用意すると50ｃｍ余る。みたいな。
ということを繰り返すと、どんどん使い道のない生地が余ってくるんですよ。
勿体ないですよね。ジーンズに使うのと同じ生地がたくさん余るわけですから。
何か良い形で再利用できないかなーなんて考えていたんですが、先日京都にある老舗の帽子工場とご縁がありまして、デニムの残布でCAPを作ってもらったんです。
CAPなんて初めて作ったんですが、工場に何度か足を運んでいろんな相談をするうちに勝手もわかってきたので、商品化に向けて動き出しました。
そしてサンプルが完成。
14ozの黒×黒のブラックデニム（CONTRABANDの"Buddy"で使用している生地）が少々余っていたのでそちらを使用したんですが、厚手のセルビッチ＆リジッドということもあって、帽子屋さんも縫うのが大変だったとのこと。ブラックの生地ってインディゴに比べて硬いんですよ。
ちなみに縫製糸はジーンズで使用している糸を持ち込んで、通常の糸ではなくデニムCAP仕様に。
リジッドなのでカッチリとした仕上がりで、型崩れしません。
しかし、縫い上がったものの、何か物足りない...。
そこで、不要になった革パッチをカットしてリベットで打ち付けてみようじゃないかと試してみると、良い感じに引き締まりました。画像はサンプルなので手作りですが、本番はちゃんとレザーパーツも抜型で綺麗に作るのでより洗練されると思います。
オールブラックですが、セルビッチデニムの素材感とレザーの質感、金具の黒が主張してシンプルながら存在感のあるCAPに。
CONTRABANDもついにSDG’sですよ。
バックスタイルは金具付のベルトでサイズを調節できるようになってます。
こちらのセルビッチデニムCAP、本日よりオンラインストアにて予約受付開始しました。
【予約商品】Selvage Denim Cap – CONTRABAND ONLINE STORE
ちなみに生地が限られていますので、今回予約生産分は残布が無くなり次第に完売となります。
予約期間（いつまでかは未定）は特別価格でご予約いただけます。^^
ジーンズのお供に、DENIM CAPはいかがでしょう？
Pride and Joy.
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