2024年5月19日(日)。
大会当日。
朝は4時15分起床。予報通り鉛色の曇り空。いつ雨降ってもおかしくない暗い雲。
奥さんに前日に作り置いてもらったおにぎりを食べる。中身は梅。
おトイレに行き、トライウェアに着替える。
ボディシール。前日受付でもらっているので家で貼っていく。
今回も脛にぺたり。すね毛を剃っておいたので剥がす時も痛くないはず。
(すねにペタリ。2024)
天気予報をチェック。
海津市は雨予報に変わっていた。
レース前からパラパラ降る可能性があるようだった。
気温も最高20℃で午前からほとんど上がらない予報。
雨になったらバイクで寒くなると思い、急遽アームカバーと、上着替わりのサイクルジャージをトラバッグに追加。
準備中・レース後にザーザー降りになるのに備え、念の為レインコートもトラバッグに追加。
(当日の天気予報。雨・・・。)
日焼け止めも塗るが、天気が悪そうなので首筋と顔に気休め程度に塗る。
雨が降ってきたら会場でしんどいと思い、今年は普段より20分ほど遅めに出発。
6時ごろ出発し、6時20分ごろに駐車場着。それでも近い。地元でホントありがたい。
今回は当日受け取りの配布物がないので、準備は早かった。
駐車場でバイクと道具を準備し、ゼリーを1個食べてすぐにトランジションへ。
もう駐車場には戻らなかった。
トランジションでは、雨降りに備え、靴やタオルをビニール袋で保護して準備した。
あとは、トイレに入ったり、準備運動をしたりしてスタートを待った。
(厚い雲に覆われる会場)
「気温が低い」「水が冷たい」「スイムは無理するな」というアナウンスも入った。
いつも以上にビクビク怯えながらスタートを待った。
周りの選手たちを見る。みんな色黒で筋肉もすごい。みんな自分より強く見える。(事実そうだが)
トランジションは年齢が同じ選手が隣同士だが、みんな貫禄あるな・・・。
7時40分からスイムアップ→8時00分開始。
アンクルバンドが配られ始めた。
慌てて最後のトイレに行き、ウェットスーツを着込んで川へ。
いつもウェットスーツを適当に着ているが、今回はウェットスーツの皺が股関節と肩に集まるように丁寧に着込んだ。
45歳になったので、第2ウェーブからのスタートに。
帽子は黄色。もう若者に与えられる白い帽子はもらえないのね。
ウェーブスタートは今回も細かく組分けされていた。
前半3ウェーブ(W1,W2,W3)は8時スタート。後半2ウェーブ(W4,W5)は8時30分スタート。
第2ウェーブは、自分と同じ45~49歳カテゴリの選手しかいないので人が少ない。ラッキー。
時間ギリギリに入水地点から川に入る。
予想していたが、かなり冷たいね。体感18℃くらい。
少し上流のスタート位置まで泳いで移動。
スタート位置に着くとすぐ、白帽の第1ウェーブがスタートした。
浮きながら第2ウェーブのスタートを待つ。
ウェットスーツがいい感じで、ちゃんと浮いてくれる。
これならパニックにならなければちゃんと完泳できる、と少し安心。
で、恒例のお祈りタイム。
「ああ。今年もエントリーしちゃった。完走しても誰もほめてくれないのに。
なんとか完走したい。できるって示したい。
無事に家族のもとに戻るんだ。
どうか無事にゴールできますように。」
いつものようにビビり散らしながら神頼みをしていたらスタートの合図。
プア―――――ン。
よっしゃ。あとは自分頼みだ。いくぜ。
と腹をくくって今年も出発!
スイムは、1周1キロを2周回。
往路は下流→上流に向かう。折り返して下流に向かって戻るコース。いつもと一緒。
今回もスイムの目標はタイム度外視で「生きて陸に上がる」一択。
ウェットスーツの皺を寄せる作戦が効いたのか、腕もよく回る気がする。
割と快調。他の選手と接触することも少ない。
まめに頭を上げる。白い帽子の第1ウェーブの後ろの方の人に追いついたりもした。
スグに第3ウェーブの赤い帽子の選手に抜かれ始めた。
復路では岸に近づかないようにする。護岸に触れるとケガのおそれがある。
コースが狭くなるようにロープが絞られているので、流れに乗って泳いでいると気が付くと護岸に近くなるので注意だ。
復路では、コース中にポール(?)が2本立っている。
1本目が折り返しから150mくらい、2本目が折り返しから350mくらいだと思う。
距離の目安になると思う。
途中何度か、進んでいる感覚がなくなり、苦しくなるときがある。
でも、やばいと思ったら頭を上げて平泳ぎで落ち着きを取り戻す。
タイムを求めてないので今年もこの作戦。
2周目に飛び込むころ、第4、第5ウェーブの選手たちがちょうどスタートになった。
2周目に飛び込んですぐに第4、第5ウェーブの選手たちがグングン泳いできたので、2周目の往路はかなり混戦になってしまい苦労した。
他の選手にぶつかりまくる。
「水を飲むかも」「足をつかまれるかも」「鼻やゴーグルを蹴られるかも」と心構えしながら泳ぐ。
実際に水は飲んだし、足もつかまれたが、慌てずに対処できた。
2周目になると、冷えからおトイレに行きたくなる。毎年定番だ。
バイクに入ったらおトイレ休憩だな、と思いながら我慢して泳ぐ。
復路では護岸に近づいてヒヤッとしたが、なんとかぶつからずに行けた。
どうにか泳ぎきり、今年も生きて陸に上がる。ホッとする。
タイムは55分01秒。去年とあんまり変わらないね。
川から上がって、審判の方がレインコートを着ているのに気が付く。
会場DJが「雨のコンディションになってきました」と言っていた。
そうか、降ったのか。
パラパラ程度だったけど、確かにトランジションのテニスコートの床は濡れていた。
ウェットを脱ぐ。
足をタオルで拭いて靴下・靴を履く。
本降りの雨を予想してアームカバーを装着。さらにサイクルジャージを上着として着込む。
メット・ゼッケンを装着。
サングラスではなく通常のメガネを装着。
最後にゼリーを1個食べて、ゼリーをポケットに入れる。
で、ようやく出発。
次は苦手のバイク。
雨を心配しながらの出発・・・。
(バイク編に続く)