トランジションを出て、ランコースに飛び込んだ。

春と同じで、1周4キロを5周回。
合計20キロ。

時間帯的にまだ春ほど暑くないので、暑くなる前に距離を稼ぎたいと思って走り始めた。

事前に不安を抱えていた右ひざが序盤からちょっと痛む。

コースは単調だが、春ほどのしんどさはなかった。

今回はエイドにポリバケツに入った「掛け水」が用意されていた。
これは有難かった。
いつもはボトルごと水をもらって身体に掛けていたが、この方が絶対にいいと思う。
(氷もガッツリ入っていたけど、そこまでは必要ないかも)

エイドごとにアームカバーと頭に水をかけ、復活することができた。


自分がランに入る頃には、早い方はどんどんゴールし始める。
MCの方のコールが始まる。
MCの方は、春の大会と同じ方だと思う。
「自分も名前を呼んでもらいたい!」と思う。ランでしんどい時の大きなモチベーションになる。毎回感謝だ。

春のときは何度も足がとまったが、今回は一度も止まらずに走り切れた。(ペースはホントゆっくりだったが)
途中から、膝、腰(骨盤?)、股関節に至るまで痛くなった。
デュアスロンは下半身勝負だな、ホント。

ゆっくりでも、止まらず継続して走れたのは今回の誇らしいポイントだ。

ランも後半に入り、1~2時ごろになると暑くなってきた。
春のような容赦のない暑さ。
でも、掛け水でしのいで走り続けた。

4~5周目は、ホントにゴールできるだろうか、と思いながら走り続けた。
年々、走る速度も遅くなってて、体力の限界では?引退すべきでは?と弱気にもなった・・。

そうやって戦いながらついに最終ラップ。
今回もついにゴールラインを切ることができた。

MCの方にも名前を呼んでいただけた。
走りながら考えたポーズを決めてゴールしたが、春と違ってカメラマンの方はいなかった・・・。


やった。やり切った。よかった。
安心感。
そのあとで、達成感。

なんとかゴール出来て良かった。

ランのタイムは2時間33分14秒。春より早かった!

 

総合記録は6時間5分48秒。

デュアスロンに変わった影響か、いつもより早くゴール出来た。


たとえ遅くても、継続していればゴールに届く。
トライアスロンが教えてくれた教訓だ。
人生にも通じる教訓だと思う。失敗を繰り返しても諦めないことは大事だ。
 

ゴール後にはいつものようにカレーを食べさせてもらった。
やはりおいしかった。
落ち着いてから、審判の方に記念写真を撮って頂き、荷物を片付けて、海津温泉に入って帰った。


(ゴール付近で自撮り)


(撮っていただいた写真)

夜になり、脚が痛くなった。いろんなところが痛くてしんどかった。
夜ごはんは、リカバーのために豚のしょうが焼を沢山作ってもらって食べた。


秋大会が来年も行われることが決まったらしい。ランの途中でMCの方からアナウンスがあった。
ゴール直後は、「もう43歳。よくやった。潮時だ。もう引退だ」と思っていたけど、一晩経って、また来年も春・秋の長良川ミドルに参加したくなってきた。

参加するなら、もっと練習しなきゃな。


今季はこれで終わり。

ちょっと体重が増えているので、少し絞って来年に備えよう。