2022.07.31
かねてから挑戦しようと思っていたビワイチ(びわ湖一周サイクリング)に挑戦した。
この日は、奥さんと子供たちが実家に帰省するということで、挑戦実行の日にした。
長く乗った車を買い替える都合で車のタイヤを限界まで使っているため、高速道路ではなく下道で行くことに。
ちなみに新車の納車は翌日。
3時に起きて、4時すぎに出発。
トライアスロンより早い。
5時半ごろに、スタート地点である長浜市「豊公園」に到着。
今回は北湖一周で計画。びわ湖大橋を渡ることで南湖50キロをショートカットする。
途中、名所であるマキノ町のメタセコイヤ並木と、近江八幡市のラコリーナに寄り道したいと思っていた。
レースと違って頑張らずに行こうと思っているので、6時くらいに出発して6時までに戻れればいいやと思っていた。
この日は1日晴れ予報。最高気温35度オーバーが予想された。
熱中症リタイアは勘弁と考え、冷感下着、冷感レッグカバー、冷感頭カバーなどで完全装備。日焼止めも塗りまくって臨んだ。
他に持ち物は、アイウェア、ワイヤーロック、クリートカバー、マスク。
ジャージポケットにすべて入れたが、貴重品はマラソン用のウェストバッグに。
サドルバッグに予備チューブ2本とポンプ、タイヤレバー。
ボトルは二本。どちらも水。
補給食は、カロリーメイト2食分とゼリー1食。塩タブレットを6個くらい。
パンクや熱中症などのトラブルがなければ4~5時くらいに戻れるかな、と思って出発。
(のちに裏切られるが)
今回のスタート地点。長浜市「豊公園」。
長浜城がある公園。
準備にもたついたけど、6時すぎくらいに出発できた。
Let’s GO。
いざ挑戦開始!
まずはすいすいとさざなみ街道を北上。
コースはとても走りやすい。
ヤンマーの地球儀。
ぼちぼち有名かな?
途中、水鳥ステーションという道の駅がすぐ現れる。
寄る予定はなかったけど、なぜか心配になりトイレに。
さらに北上。
美しいびわ湖。
湖北エリアに入り、琵琶湖から少し離れる。
「大音」という交差点で、一本北を左折。
(手前で曲がってしまうと賤ケ岳トンネルに入り怖い思いをするらしい)
そこから、ビワイチ唯一の登りへ。
ふうふう言いながら登る。
と言っても登り自体はすぐ終わった。
トンネルに入り、ライトの電池が切れてしまったことに気が付く。
事前に良くチェックしておけばよかった。
この日は日の高いうちにゴール予定なのでまあ問題なかった。
トンネルを出るといい景色が広がっていた。
湖北の美しい景色。
写真を撮る。
スタートから20キロくらいかな。
登りの後は気持ちいいダウンヒル。
そこから湖岸を少し走ると、最初の休憩予定の道の駅「あぢかまの里」へ。
(一度通り過ぎてしまったが。)
ここでスタートから25~30キロくらいだったと思う。
ここでゼリーを1個たべる。
水も適宜補充。
ボトルの水は、1本を飲む用、もう1本を身体にかける用として使った。
飲む方は休憩ごとに新しい冷たい水に入れ替えた。
あぢかまの里を出て、少しコースから外れてメタセコイヤ並木を目指す。
メタセコイヤ並木へのルートは事前にかなり調べた。
①あぢかまの里を出る。まずはコース通り走る。
②交差点「大浦口」で左折せず303号を直進。コースから外れる。
③ずっと303号を走る。この区間は登り。トンネルを通る。
④突き当りのGSのある交差点「野口」を左折。
⑤交差点「小荒路」まで来たら右折し、287号へ入る。
⑥道なりに進むと並木道。
③の区間の登りは、さっきの登りより長いのでまぁまぁ頑張る。
あとはすいすいと進む。287号に入り、気持ちよく走って並木道を目指していた。
そこで事件が起きる。
後輪から「シュルシュルシュル!!!」と大きい音。
なんか絡んだかと思ったら音がやんだ。
バイクを止め、後輪をチェックしたらペチャンコになっていた。
・・・パンクだ。
ロードバイクを買って走り始めて7年経つけど、初めて出先でパンクを経験。
小さい工場の前を通った時、とがったものを踏んでしまったようだ。
周りは田んぼしかないエリアでなんとか草むらに逃げ込む。
この時点で45キロくらい。
まだ始まったばかりだけど、引き返すこともできないな・・・。
しゃーない。直すか。
困っていると、地元の人が「どうした?」と声をかけてくれた。
サドルバッグからチューブを出したら、「頑張りやー」と戻っていった。
先日タイヤを交換したので、チューブ交換の経験はある。
なんとかやってみる。
時計を見ると8時半くらい。
プリキュアをやってる時間だなとか思いながらチューブ交換に臨む。
まだ慣れているとはいいがたいので、携帯でいつも見るチューブ交換動画を見ながら作業。
チューブは6~7年前からサドルバッグに入ってる年代物だけど大丈夫かな・・・。
30~40分後、なんとかチューブ交換成功。
携帯ポンプではあるものの、タイヤが”ぷにぷにしない程度”まで空気も入れられた。
取り敢えず走れる。
なんとか走り、メタセコイヤ並木までたどり着いた。
美しい景色。
これは来られてよかった。
パンクで凹んで泣きそうだったけど、元気になった。
並木道の出口近くに、目指していた2番目の休憩地「マキノピックランド」がある。
スタートから50キロくらい。
パンクトラブルもあり、到着は9時を回っていた。
肉体的にはまだいけるけど、パンク修理で疲れたので、ゆっくり休んだ。
アイスを食べる。
水を補給した。
フロアポンプを借りて後輪の空気をもっと入れるか迷ったけど、どこで借りればいいか分からなかったのでパスした。
結局9時半すぎに出発。ホントゆっくりペース。
波乱の序盤が終了。
中盤につづく。