明けて2022年6月26日(日)。
大会当日。
朝は4時に起床。
1Fに降り、昨日コンビニで買ったおにぎり(2個)をレンジで温めて部屋に戻る。
勝負の日のおにぎりはいつも「梅」と「昆布」だ。
弁理士の受験時代から一切変わっていない。
おにぎりを食べる。
トイレに行く。
乳首に擦れ防止のバンドエイド貼る。
日焼け止めを塗る。晴れそうなので塗りまくる。
トライウェアに着替える。
Tシャツと短パンをその上から着る。
もう1回トイレに行く。
ボディシールを貼る。アームカバーを付ける予定なので、肩ではなく脛にペタリ。
今回のシールはなんだかオシャレ。
そうこうしていると5時10分を回ったのでチェックアウト。
浜名湖ガーデンパークの駐車場へ向けて出発。
早朝なので道も混んでおらず、30分弱で着く。5時45分ごろには着いたと思う。
道中で見える浜名湖は朝日で輝いていた。
いやー、浜名湖綺麗。
いつも思うけど観光で来たい。
駐車場で例によってモタモタ準備。
隣の車の選手が「おはようございます」とあいさつして下さった。
こういうアットホーム感があるレースだと思い出した。
なんとか荷物をまとめて出発。
駐車場の出口で健康チェックシートを提出し、検温をパスするとバンドがもらえる。
駐車場から会場まで1.5キロくらい離れている。なかなかに遠い。
重い荷物を持って自転車を引いててくてく歩く。
多くの選手は器用に自転車に乗って会場へ向かうが、自分は荷物を持って乗ると転びそうなので歩いた。
トランジションをセット。
会場をうろうろしたり、トイレに行ったりして、集合時間までを過ごす。
集合時間が近くなったので、7時ごろにウェットスーツを着て浜に行った。
トランジションと浜もけっこう距離がある。
集合したころは朝日も出て暑かった。ウェットスーツを着てるとホント暑い。
ペットボトルの水を浜まで持ってきてよかった。マスクと一緒に回収されちゃったけど、ギリギリまで水分補給ができた。
また、開始前にちょこっと試泳が出来た。水がぬるくていい感じ。
開会式はなかったけど、招待選手の浅井選手がとても上手に盛り上げて下さった。
やる気が上がる素晴らしい煽りだった。
そうこうしていると第1ウェーブがスタートしていった。
5分後に第2ウェーブが出て行った。
自分は今回第3ウェーブ。第1ウェーブの10分後のスタート。けっこう待つ。
第2ウェーブの出発後、すぐにスタート地点に移動。
開始前に選手同士で声を掛け合って盛り上がる。
和んだところで、プア――――ン。
はじまった。
ここのスイムコースは、コース幅は狭いけど、ほぼ全行程で足が着く。
なのでほとんど泳げない人でも完泳できる。
人とぶつかったら足を着いて休めるし、ちょっと泳いだら歩いてもいい。
歩く→飛び込むを繰り返してるのが一番早いかも。
純粋な水泳競技としては邪道だけど、足が着くエリアでは密集を避けて歩いたりもした。
と言うか、ほぼ全選手がこの歩き併用スタイルを採用している。
今回はバイクの足切りタイムをなんとしてもクリアしたいので、かなり急いだ。
今回はウェットは苦しくなかったけど、
汽水湖の浜名湖では塩分の影響かクビの後ろが擦れて終盤痛かった・・・。
そうこうしていると2周目も終わり、スイムもゴールに近づく。
浜から上がる際、水中でウェットスーツを脱いでいる選手を見た。
おお。頭いいな。
濡れたウェットスーツは地上では脱ぎにくいのだ。
自分も真似をして水から上がる直前にウェットを脱いだ。割とするっと脱げた。
ウェットを脱ぐ時間はスイムのタイムにプラスされたが、その分トランジションが短くなればいい。
浜から上がる。
トランジションまで結構距離がある。裸足で走るのが辛い。
せっかくウェットを早く脱いだけど、トランジションでもたついてしまい、結局他の選手よりトランジションの時間がかかってしまった。
結局スイムラップは31分ちょいだった。おお。早いね。
そして苦手のバイクへ。
トランジションで時間を食ったため、バイク開始時点で制限時間まで100分強程度だったと思う。
ちんたら走ってると足切りだ。
幸い40キロなので、序盤から飛ばしてもまぁガス欠しないはず。
コースは中盤にアップダウンがある。終盤は向かい風。
長良川のド平坦コースに慣れているとかなりきつく感じるコースだ。
1周10キロを4周。
コースを予習したおかげか、下りの勢いを使って登りを駆け上がる作戦を上手に実行できた・・・気がする。
ペースの近い他選手と抜きつ抜かれつの状態になり、いいペースで走れたと思う。
バイクの前半は晴れ上がってかなり暑かった。
水もけっこう飲んだ。
バイクの後半から雨が降ってきた。
涼しくなったのは有難かった。ボトルの水も1本で済んでしまった。
ただ、路面が濡れたのが怖かった。スリップの可能性が上がる。
もし時速50キロ近くで下ってるときに滑って吹っ飛んだら、即病院行きだ。
(写真は公式より)
幸い、なんとか滑ることなくゴールできた。
足切りにもかからなかった。
序盤から飛ばしたのが良かった。
バイクが終わった。ゴールまであと少しだ。
(ラン・フィニッシュ編に続く)