サーチャーズ 「ラヴ・ポーションNo.9」 | ウルトラマン・Hの ひとりごと

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音楽について語りたくてたまらないんです。

サーチャーズ」は、1960年、英国リバプールで結成されました。


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メンバーは、

     ジョン・マクナリー (ギター・ボーカル)

     マイク・ペンダー (ギター・ボーカル)

     トニー・ジャクソン (ベース・ボーカル)

     クリス・カーティス (ドラム・ボーカル) の4人でした。

全員が唄えるというのが、大きな特徴でもあり、強みだったようです。


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最初は、エレキのインストゥル・グループでしたが、有名な歌手のバックバンド等をやりながら、1962年には、あのビートルズに追いつけ負い越せの存在にまでなりました。


1963年、デビュー曲、「スイーツ・フォー・マイ・スイート」が、全英でナンバー1ヒットしました。

さらに、デビューアルバム、「ミート・ザ・サーチャーズ」も、全英ナンバー1になりました。

(これは、ビートルズの「プリーズ・プリーズ・ミー」にすぐ抜かれてしまったとか。)


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さて、彼らの楽曲で耳に残っているのが、「ラヴ・ポーションNO,9」です。

これは、「スタンド・バイ・ミー」や「ハウンド・ドッグ」、「監獄ロック」等を書いた、「ジェリー・レイバ゙」と「マイク・ストーラ」のコンビによる作品で、「クローバーズ」が演奏していました。

つまり、「サーチャーズ」がカバーしたということです。


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邦題は、「恋の特効薬」となっていて、何だか妖しい媚薬のことを唄っています。


俺は 悩みを マダム・ルーのとこに持ち込んだ

ほら あのジプシーの女だ 金歯を入れてる

アパートが 34番街と ヴァインの交差点にあって

売っているのが 小瓶の 媚薬(NO,9)さ


俺は言った 「女とからっきし 縁がないんだ

この状態は 1956年からなんだ」

マダムは 俺の掌を見て おまじないをして言った

「あんたに 必要なのは 媚薬(NO,9)だね」


マダムは 腰を曲げて 振り向いて 俺にウインクして言った

「この流しで 作ってあげるからね」

匂いは テレピン油 見た目は 墨汁

俺は 鼻をつまんで 目をつむって 一口飲んだ


昼だか 夜だか 分からなくなって キスを し始めた

目に見えるものは 何にでも

でも お巡りさんに 34番街と ヴァインの交差点で キスしたとき

小瓶を 割られてしまったんだ 俺の媚薬(NO,9) 俺の媚薬(NO,9)


歌詞の内容をみると、これってコミック・ソングなのでしょうか。


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「サーチャーズ」は、1964年、「イッツ・イン・ハー・キッス」を発表してヒットしました。

これは、黒人シンガーの「ベティ・エヴェレット」が大ヒットさせた曲です。


そのB面には、「ピンと針」が収録されていましたが、全米でも大ヒットしました。

実は、この曲、米国人女性シンガーの「ジャッキー・デ・シャノン」が唄っていたもので、これもカバー曲です。


そうなんです、「サーチャーズ」のヒット曲は、その全てがカバー曲なんですね。

つまり、オリジナル曲が作れないグループだったのです。

ビートルズとの大きな違いが、そこにあったのです。

その弱点が致命傷となって、「サーチャーズ」は、時代の流れに取り残されていったのでした。


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現在は、「サーチャーズ」を名乗るグループが、複数存在しているようです。

復刻のCDも発売されていますので、昔を思い出して楽しんでみてください。


サーチャーズ」の曲を聴いていると、何となく「山下達郎」先生を思い浮かべてしまうのは、私だけでしょうか。


つづく