「ルート66」は、1926年に開通した、シカゴから北米を横断してロサンゼルス郊外のサンタモニカを結ぶ、国道66号線のことで、全長3,943キロメートルあります。
1960年代に日本でもオン・エアされたTVシリーズ、「Route 66」と言えば、ご存知の方も多いと思います。
若い二人のヒーローが、蒼いシボレー・コルヴェットで、ルート66をぶっ飛ばすお話しでした。
この番組に主演していたのが、「ジョージ・マハリス」と「マーティン・ミルナー」です。
テーマソングを唄っていたのが、「ジョージ・マハリス」でした。
実はこの曲、1946年、作曲家でジャズ・ピアニストの「ボビー・トゥループ」が作りました。
彼が、ペンシルバニアからロサンゼルスに向かって車を走らせている時に、メロディが浮かびました。
しかし、歌詞がなかなか浮かばず、腹立ち紛れに通過する街の名前を並べてみたら、これ、結構いいじゃん、という事になったのだとか。
先ず セントルイスを抜け ミズリー州 ジョプリン
オクラホマ・シティーは 凄く綺麗な街だよ
アマリロを見ながら ニュー・メキシコ州 ギャラップだろ
アリゾナ州 フラッグスタッフ そうそう ウィノナも忘れずに
キングマン パーストウに サンバーナディノと来る
カリフォルニアを 旅するんだったら
最近の 事情を よく知っていた方がいいぜ
ルート66を使えば 旅はごきげんさ
ちなみに、「ボビー・トゥループ」は、有名な女性ジャズシンガーの「ジュリー・ロンドン」のご主人です。
1946年、「ナット・キング・コール」と「ビング・クロスビー」が競作で唄って、どちらもヒットしました。
「ナット・キング・コール」は、それから10年後に出したアルバム「アフター・ミッドナイト」でも、再びこの曲を取り上げています。
1960年、TV放送に合わせて「ジョージ・マハリス」が唄ってヒットしました。
その後も、1982年「マンハッタン・トランスファー」、 1988年「デペッシュ・モード」、 1990年「マイケル・マーティン・マーフィー」と、長きに渡ってスタンダード・ナンバーとして唄い継がれてきました。
2006年には、映画「カーズ」のエンディング・テーマとしても使われていました。
意外なところでは、「チャック・ベリー」もアルバムに取り入れています。
そのチャックのバージョンを基にして、「ローリング・ストーンズ」がカバーしています。
常に米国の繁栄のシンボルであったこの「ルート66(国道66号線)」は、高速道路が出来た為、今ではもう、側道となってしまっていて、繋がった一本の道ではなくなっているそうです。
米国のマザー・ロード「ルート66」を、道路標識を探しながら、ぶっ飛ばしてみるのもいいかもです。
つづく









