「酒黄良さん」から「リフ」って何? と、コメントいただきました。
お答えしたいと思います。
音楽における「リフ(RIFF)」とは、繰り返されるコード進行、音型、旋律の音型である。
主にリズムセクションを担当する楽器によって演奏され、楽曲の基礎や伴奏として成立するものを言う。
と、Wikipediaに説明が載ってました。
ちょっと難解ですよねえ。
要するに、「リフ」とは、「リフレイン」の略のこと。
曲のイントロや、ソロのアドリブ等、曲の随所で、ギターやキーボード(ピアノ)等によって反復して演奏される、印象的なというか、かっこいいフレーズの事を言います。
ソロを引き立てるための、ごく短い小節の反復の事で、曲の中で一定のフレーズを繰り返すことで、その曲のイメージを強くしたり、親しみを持たせたりする役目を持っています。
例えば、そうですねえ、
チャック・ベリーの「ジョニー・B・グッド」のイントロ。
それから、有名なところでは、
ザ・ナックの「マイ・シャローナ」のイントロ。
このフレーズが始まると、「ああ、あの曲か」と、すぐ分かっちゃうでしょう。
「リフ」ってだいたい4小節くらいのフレーズがほとんどです。
ライヴで、印象的なイントロが流れ始めただけで、観客が「わぁ~っ!」と歓声を上げるシーンがよくあるでしょう。
これなんですね、「リフ」っていうのは。
こんな短いフレーズ一発でリスナーの心をキャッチしてしまうのですから、凄いとしか言いようがありません。
他にも例を上げると、
ビートルズの「デイ・トリッパー」、それに「バースディ」、
スティービー・ワンダーの「スーパー・スティション(迷信)」、
ディレク&ドミノスの「いとしのレイラ」等、
シンプルで実にかっこいい「リフ」ですよね。
それから、ディープ・パープルの「スモーク・オン・ザ・ウォーター」、
クリームの「サンシャイン・オブ・ユア・ラヴ」、
ローリング・ストーンズの「サティスファクション」等、
ハード・ロック系の曲に、ド派手でかっこいい「リフ」がたくさんありますね。
イントロを聴いただけでその曲を思い出してしまうのは、やはり「名リフ(名曲)」ってことなんです。
こうして考えてみると、ギターの「リフ」といえば、やっぱりハード・ロックなんですかねえ。
クラシックで言えば、ベートーベンの交響曲第5番「運命」の【ジャジャジャジャーン】ってやつ、これはクラシック界で最優秀賞の「リフ」じゃないでしょうか。
少し細かい事を言えば、「リフレイン」の本来の意味は、「反復句」といって、繰り返し演奏される同じメロディや同じ歌詞の事をいうので、ここでいうところの「リフ」とは少しニュアンスが違うのですけどもね。
まあ、細かい事は抜きにしましょう。
「ジョニー・B・グッド」、「ロール・オーバー・ベートーベン」等、超有名な曲に見られる独特のイントロ、それから、アドリブに見られるあのテテテ、テケテケテケという独特のフレーズは、「チャック・ベリー」が残した偉大な「リフ」なんですね。
この「リフ」に著作権があったならば、「チャック・ベリー」は億万長者になっていただろうという訳です。
それだけ使用頻度が高いのがベリーのフレーズだったのです。
「リフ」って何か、分かってくれたかなあ?
つづく