公開日時:2024年8月4日21時53分

 

【総評】    

投資主体別売買状況・現先合算(74週)-日経平均8日続落のなか海外が1兆6,000億円の売り越し

7月第4週(7/227/26)の現物と先物の両取引を合算した投資主体別の売買は、海外が2週連続の売り越し(1兆6,000億円)、個人は3週連続の買い越し(7,900億円)となった。

同週の日経平均は大幅安。8日続落し週間で2,400円の下落となるなか、海外投資家は現(-5,700億円)先(-1兆円)ともに大幅に売り越し。特に短期筋主導とみられる日経225先物の売りが8,000億円近い規模と目立った。

個人は相場が下落するなか押し目買いが優勢となったようだ。

年金動向を表すと言われている信託は、表面上買い越しに見えるが、多くは日経平均先物であり、年金のベンチマークではない。つまり、この分を差し引く必要があり、年金にはほとんど動きがなかったとなる。

1】現在進行中のインデックスイベント 

2】今後のインデックスイベント

3】スケジュール一覧

 

 

【1】現在進行中のインデックスイベント

  • 日経平均定期入替え、リバランス9/30

公表日に関しては、通常であればSQ週が本命だが、ファストリの売りを勘案し早めの公表となるだろう。

7月31日、ファストリ(9984)の日経平均ウエイトが10.4%と10%を超えて終えたことで、 9月末定期入替え時、株価換算係数3.0×0.92.7となる。日経平均運用全体は、30,000ユニットと考えられており、ファストリの株数は90,000,000株であるが、適用後は81,000,000株となり、900万株の売り需要が発生。足元の株価で3,600億円となるが、同時に実施される銘柄入れ替えも合わせて考える必要がある。

(以下、候補銘柄)

除外候補は、日本紙(3863)300万株DIC(4631)300万株、三菱倉(9301)1,500万株、日立造(7004)600万株

【以降、会員様向け情報です】

原文URL
https://market.kiwameinvestment.com/column/mm/20149/

公開日時:2024年8月4日18時38分

業績は安定成長中で、第2、第3の事業の伸びはさらに大きく今後の期待が大きい。

為替や金利の業績に対する影響が小さく、市場に連れ安して下がるなら投資魅力は増す。

株価は40%弱のアップサイドを見込みます。

 

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公開日時:2024年8月2日19時13分

日経平均 -5.8%

TOPIX -6.1%

TOPIXコア30 -7.0%

グロース250指数 -7.5%

 

これだけ下げると逆に説明不要というか、なにかしょうがない感じというか。

昨日の米経済指標で、新規失業保険申請件数が予想より多く、そしてISM製造業景況指数(7月)が46.8とめちゃ悪で、米利下げがほぼ決まっている今となっては、"Bad news is bad news"となって米株大幅安、米金利下落。

米金利下落を受けて円金利も下落、その割に148円台に突っ込む円高となっては、金融株も輸出株も、そして米半導体株安を受けて半導体株も、主要株がそもそも弱い。

マクロ系、ファクター系の売りは続き、日経平均36,000円近辺で一旦値ごろ感の買いが入るものの、後場に今度はファンダメンタルズ系の投げと思われる売りも出てくる。

指数も個別株も売られるのであればもうどうしようもありません。

 

日経平均の下げ幅2,216円は、ブラックマンデー以来歴代2位の下げ幅のようですが、下げ率としては10位以内に入らず、暴落とまでは言えなさそう。

東証グロース250先物では下げ幅の大きさによりサーキットブレーカーが発動、取引が一時中断、は久しぶりに見たなーという感じ。

 

昨日コメントしたように、超久しぶりの利上げ局面ですし、買い手側が何をどうしていいか良く分かっていないうちに、経済指標や為替、金利などが大きく動いたせいでマクロ系、ファクター系の愛のない売りがまず出て、そして大きく下げてしまうとファンダメンタルズ系もリスクを減らす売りを出しと。

今のところはパニックとまではいかず、買い手(様子見)と売り手(自動)のタイミングの違いによる需給のアヤによる下げと言えそうです。

 

東証プライム市場の売買代金が6.6兆円(今年の平均は4.6兆円)と増えていますが、これもまた8~10兆円ぐらいまで膨らまないと、セリングクライマックスとは言えなさそうですね。

ですので、需給的にはここで下げ止まるとは言えません。

 

今晩の米非農業部門雇用者数変化と失業率に大きな注目。

特に失業率が4.2%を上回ると、「サームルール」を満たし、景気後退を示唆するようです。

 

【以降、会員様向け情報です】

原文URL
https://market.kiwameinvestment.com/column/w6/20141/

公開日時:2024年8月1日17時46分

昨日の日銀金融政策決定会合の結果発表後の日本株の値動き、オーバーナイトでの米株の強さからは想像し難かったですが、本日の日本株は、日経平均-2.5%、TOPIX-3.2%、グロース250指数-3.8%と大幅安となりました。

 

正確に言いますと、昨日引け後の植田日銀総裁の会見ぐらいから雲行きは怪しくはなっていまして、ドル円が152円台後半から150円すれすれぐらいの円高、日経平均先物が38,500円(昨日の現物指数引け値は39,101.82円)になっていましたので、今日下がるだろうという予想はありました。

決定会合結果発表時点では、緩和的な金融環境維持となっていたところ、会見において、状況によって利上げはまだあるというコメントはいいとして、0.5%を壁(利上げの一応の上限の目安)とは考えていないという発言をして、どこまで利上げが続くのかという恐怖を市場関係者にひき起こしたのが非常に悪かったです。

 

昨日14時半以降の全体の上げは半導体株の急騰主導による上げでしたので、その分の1%ちょいぐらいが下がるのはしょうがないかと思ったり、でもオーバーナイトでの米株が、S&P500が+1.6%、ナスダック総合指数+2.6%、フィラデルフィア半+7.0%と非常に強かったですので、それに日本株も支えられるのではという期待もあったのですが、全く裏切られる結果となりました。

 

指数の下げはある程度覚悟しており、それだけならいつもの調整ぐらいで大したことは無かったのですが、今日の下げは指数の下げの大きさのみならず、中身が悪いというか、個別株の下げは指数の下げの2~3倍といった体感のある下げで、個別株プレーヤーには非常に厳しいものでした。

決定会合後の日本株、ドル円などの動きを見て、マクロ系やファクター系のファンドが大きく売りを出してきたようです。そうした売りは、ファンダメンタルズは関係なく機械的に売ってきますし、今日は指数だけでは無く個別株のポートフォリオでも売りを出してきたようですので、良く知っている、(ファンダメンタルズが良く)皆がよく持っている銘柄が売られていました。これが辛かったです。そうした売りによる下げを見て、ファンダメンタルズ系のファンドも売りを余儀なくされるところもあったようです。

 

こうした売りは、度々コメントしていますが、いつ終わるかは非常に読みづらいものです。しかし、いつまでも続くものでもありません。売りが終わる一つも目安としては、円高が止まるところですが、こちらはコンセンサス的には行っても145円ぐらいでしょうか。テクニカル的に日経平均の36,000円ぐらいというのもザックリの下値のメドとしてはあります。

145円まで円高が進む、36,000円まで日経平均が下がるという予想ではなく、あくまでも行ったらそれぐらいというメドです。そこにいくまでに株価が反転するのであれば、それは買いで乗っていきたいですし、そうなるまでは、うかつなところで買ってしまわず、じっくり様子見ということになりますね。ご注意を。

 

(参考)前回の金利上昇局面

2006~2007年まで遡ります。(2008年のリーマンショック後にまた金利下落局面へ。)

当時と今とではグローバルの金融市場の状況が全く違いますので、あくまでもご参考まで。

 

2006年3月に、「量的緩和政策の解除」とゼロ金利政策への移行(オーバーナイト金利の誘導目標を概ねゼロ%)

2006年7月に、オーバーナイト金利の誘導目標引上げ(0%から0.25%へ)

2007年2月に、オーバーナイト金利の誘導目標引上げ(0.25%から0.5%へ)

このなかで、昨日の日銀金融政策決定会合の結果に一番近いのは2006年7月14日のケースとなりましょうが、このときの日経平均の引け値の動きは、

7/13 15,097.95円

7/14 14,845.24円

7/18 14,437.24円 

9/5 16,385.96円

(その後、2007/2/26 18,215.35円まで上昇)

結果発表日前日を起点とすると、その2営業日目の引け値までで-4.4%となった後は、上昇局面となりました。

(バブル崩壊後、1997年の北海道拓殖銀行破綻を発端として金融危機が始まり、銀行再編や公的資金注入、量的緩和により金融システム安定化が図られました。日経平均は2003年4月に7,607.88円でようやく底打ちし、2007年まで上昇相場となりましたが、その年のパリバショックを経て、2008年のリーマンショックへと至ります。懐かしい。。。)

 

 

 

 

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公開日時:2024年7月31日17時12分

本日の日本株は、日経平均+1.5%、TOPIX+1.4%と上昇しました。

非常にざっくり言いますと、日銀金融政策決定会合を無風通過した分が日経平均で+0.2%分、TOPIXで0.6%分ぐらい、残りが14時半ごろにロイターで報じられた、「バイデン米政権が半導体製造装置の新たな対中輸出規制を来月発表する予定だが、日本とオランダ、韓国などからの輸出については、適用が除外される見通し」による半導体株の急騰によるものです。

日銀金融政策決定会合では、政策金利を0.25%に引き上げと、国債購入の減額計画(これまでの月間6兆円程度を、26年1-3月に3兆円程度までに段階的に圧縮)が決定されました。

金利引き上げはコンセンサスではありませんでしたが、午前2時頃に日経新聞でリーク的に報じられていましたので、織り込む形で株価はやや弱めで前場は推移していたところ、午後1時前に決定のニュースが出てからは、出尽くし的に少しプラスまで戻す展開になりました。

利上げはするけれども、更に今後も物価上昇が続けば追加利上げもあり得るけれども、緩和的な金融環境は維持されるという方針は、株価にとっては絶妙にいいものであったと思います。

 

決定会合結果発表後に指数やセクターのバタバタはありましたが、トータルとしては無風通過となり、月末でもあるし今日はこんなところでと思っていたところが、前述のように突然14時半ごろから半導体株が買われだし、日経平均主導でTOPIXも上昇始めました。東京エレクトロンで前日比変わらずのところから一時+11.5%まで買われ、引けは+7.4%となったように、暴力的ともいえる上げとなりました。その他、SCREEN+9.2%、KOKUSAI8.0%といったところが目立ちました。

東京エレクトロンは先日に対中半導体規制で名指しされていましたので、ショートカバーもあってこの動きになったと思われます。それに他の半導体株もついていったわけですが、このところの米半導体株安の流れが終わった訳ではありませんので、今日のニュース、動きをもって日本の半導体株が上昇に向かうということにはならなそうです。ニュースの織り込みはとりあえず終わり、また明日から仕切り直しの動きとなります。なので日経平均も明日からスッキリ上昇というのはまだ言い切れないですね。

 

グロース250指数は+0.3%の上昇にとどまりました。今日はイベントに関しての動きの日でしたので、大型株中心の動きになり中小型株が出遅れるのはいつものパターンです。

明日から月も改まりますし、大型株が落ち着くのであれば、中小型株の出番がやってくることになると考えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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https://market.kiwameinvestment.com/column/w6/20132/