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公開日時:2026年10月15日17時25分

 

今日の日経平均は-4.9%の64,425円と6営業日続落、TOPIXは-2.4%の3,999ポイント、グロース250指数は-3.2%の756ポイントでした。

日経平均の下げ幅3,318円は史上3位の大きさです。863円安で始まった後もずるずると水準を切り下げました。

 

昨夜の米国では、9月CPIが前年同月比+3.7%と予想(+3.6%)より強く早期利上げ懸念が強まったうえに、AIクラウドのコアウィーブの社債が売られてAI投資への不安が強まりました。

 

さらにアンソロピックの7〜9月期の売上高が前四半期比5割弱の増加と、4〜6月期の約2.5倍から減速したと報じられ、これも(やや過剰に)心配されて、主要指数が下落しました。

11月にも計画されるアンソロピックの大型IPO(1,000億ドル程度の調達)に備えた換金売りもあったかもしれません。

 

特にSOX指数が-4.3%と、半導体の下げがきつかったですね。

それをうけ日本でも半導体関連主導での下げとなり、日経平均が特に大きく下げました。

 

東証プライムの売買代金上位9銘柄はすべて半導体・AI関連で、うち7銘柄が10%以上の下落です。

キオクシア-12.3%、アドバンテスト-15.0%、ソフトバンクグループ-9.3%、太陽誘電-10.1%、レーザーテック-13.6%、フジクラ-12.7%、イビデン-12.2%、東京エレクトロン-7.8%、村田製作所-10.0%と並びました。

アドバンテスト、東京エレクトロン、ソフトバンクグループの3銘柄だけで日経平均を2,100円超(指数の下げ幅の60%以上)押し下げています。

 

午後に発表されたTSMCの10〜12月期の売上高見通しは市場予想を上回りましたが、相場の反応は限定的でした。

(蛇足ですが、半導体・AI主力銘柄は指数の動きに関係なくバスケット売りのようなものがTSMC決算前の2時過ぎから入っており、指数ではなく個別をターゲットにした売りが入っていたのがなんとも気持ち悪いところでした。。。)

 

それでも東証プライムの3割強の銘柄は値上がりしており、医薬品+4.0%、小売+1.9%など内需・ディフェンシブが逆行高、非鉄-10.7%、電気機器-6.1%が下位でした。

 

ちょっとやりすぎ、売られ過ぎだとは思いますが、こうなるともう機械的な売りが下げを呼ぶ形になるので、見ているしかないような状況でした。

個々の動きを論じてもあまり意味がなく、指数も良くも悪くも"雰囲気"次第なのでなんともですね。

AIの収益性、将来性については楽観と悲観の繰り返しで、もちろん楽観論は消えていませんから、再上昇のタイミングを待つだけです。

 

今晩も米9月PPIがありますが、これは昨夜のCPIで織り込んだとして、AI投資、そして中東とウクライナ情勢のニュースフロー次第のところがより大きくなっていて、グローバルに株式市場はボラティリティの高い状況が続きそうです。

まだ株価が下がるようなら、トランプ米大統領の中間選挙対策で何か出てくるかへの期待に頼るしかないかもしれません。


下げたら買いのスタンスは変わりませんが、今日は半導体銘柄の下げは大きかったものの、全てが売られて総悲観という感じではなく、セリングクライマックスにはなり切れませんでしたので、ここでガッツリ買いという感じにはなりませんでしたね。

注意深く買いタイミングを探していきましょう。

 

原文URL
https://market.kiwameinvestment.com/column/w6/25063/

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