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公開日時:2026年9月15日19時24分

 

本日の日本株は、日経平均が-0.0%の63,484円で小幅に3営業日続落、TOPIXは-0.5%の4,037ポイントで反落、グロース250指数は+0.5%の789ポイントで続伸しました。

指数は動いていませんが、中身は昨日とまるごと入れ替わりましたね。

 

昨夜の米国は、S&P500が-0.5%、NASDAQが-0.6%とほぼ無傷なのに、SOXだけが-5.9%。AI開発の減速論が半導体を単独で叩き落とす形でした。

ところが今日の東京は、安く寄ったところから買い戻しが入りました。減速論にトランプ大統領と業界が対立していると伝わったこと、アンソロピックがまだ年内の株式公開を目指していると一部で報じられていることが支えです。

 

昨日のつぶやきで「またAI関連に戻ってくるとみています」と書きましたが、1日で戻ってきましたね。

 

もっとも戻り切ってはいません。日経平均は一時+1.0%の64,101円まで買われる場面があった一方、安値は-0.7%の63,067円。値幅は1,033円ありました。

失速と重なったのが金利です。新発10年債利回りは4.5bp上昇の3.03%、米10年債もアジア時間に再び5%台に乗せ、円は154円88銭まで下落しました。

 

20年国債入札が「若干弱めだが想定の範囲内」だったところに、政府が防衛費の対GDP比を3.5%へ引き上げる検討に入ったという報道が重なり、午後に金利の上昇基調が強まった形です。

 

業種別のトップは情報・通信業+2.1%、次いで医薬品+1.1%。

キオクシアが-1.3%で寄ってから+2.3%、東京エレクトロンが-3.3%で寄ってから-0.5%まで戻し、太陽誘電+5.5%、村田製作所+3.2%、レーザーテック+3.2%、KOKUSAI ELECTRIC+2.8%。ソフトバンクグループは昨日の-10.7%から+7.5%です。

 

ただし米コーニング-13.7%、コヒレント-12.7%と光デバイスは総崩れ。東京でも古河電気工業が-3.3%、半導体のアドバンテストも-3.0%と戻り切っていません。

 

逆に売られたのは、昨日の主役だった金融でした。銀行業-1.8%、証券・商品先物取引業-1.6%、保険業-1.5%、加えて卸売業-1.4%、不動産業-1.4%。

米銀行株安と、日銀会合を前にした利益確定が重なったという見方です。昨日は保険業+2.5%、銀行業+1.5%が相場を支えていたので、きれいに裏返りましたね。

 

半導体以外で動いたのは防衛です。防衛費の報道を受けて川崎重工業+0.9%、IHI+1.8%。中小型では細谷火工+10.7%、石川製作所+6.8%、豊和工業+5.6%です。

米国でセキュリティ株が急騰した流れも意識され、グローバルセキュリティエキスパート+7.6%、サイバーセキュリティクラウド+5.3%。

 

中小型は主力どころが買われました。グロース市場の売買代金は2,427億円と前日比+14.3%。パワーエックス+5.9%、GO+5.7%、TENTIAL+9.0%で、GOはWaymoと自動運転タクシーの商用化で提携です。

リンカーズはSBIホールディングスとの資本業務提携でストップ高の+30.7%。反対にTerra Droneは中間期の赤字拡大と合弁設立準備の中止で-6.5%でした。

 

FOMCは15・16日の開催で、結果が出るのは17日の未明です。続いて17日・18日が日銀で、政策金利1.00%から1.25%への引き上げを市場は8〜9割織り込んでいます。

 

中銀ウィークで、今日も積極的な買いは手控えられた印象ですね。金利はまだ落ち着いていませんし、防衛費の財源という新しい売り材料も出てきました。

 

まずは17日未明のFOMCの結果を待ちましょう。

 

 

原文URL
https://market.kiwameinvestment.com/column/w6/24890/

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