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公開日時:2026年6月26日18時45分
今日の日本株は、日経平均が3,005円安で-4.2%、TOPIXが-1.3%と反落しました。
きっかけは、ニュース2本でしたね。
ひとつは、米OpenAIが新規上場(IPO)を2027年まで先送りする可能性がある、との報道。AI関連投資が「本当に利益に結びつくのか」という不安につながり、直接の利害があるソフトバンクGが大きく売られました(-12.5%)。
もうひとつは、アップルの製品値上げ。半導体メモリーの価格が上がりすぎて、ハイテク企業の収益を圧迫するのでは、という懸念ですね。
昨日はマイクロンの好決算を受けて、指数(と半導体関連)主導で買われた一日でしたが、今日はその逆を演じただけ、といえばだけ。完全にニュースに振られる展開です。
日経平均もTOPIXも、ちょうど一昨日のレベルまで戻ってきて、仕切り直しです。
今日売られたのは、まさに昨日買われた銘柄たち。昨日の上げをそっくり返した格好です。
キオクシアが昨日+12.3%→今日-11.2%、アドバンテスト+15.1%→-9.6%、太陽誘電+11.2%→-10.8%とほぼ往復。ディスコ+7.8%→-8.7%、村田製作所+7.2%→-8.9%、イビデン+6.4%→-9.0%、といった具合ですね。
ニュースのあったソフトバンクGは、昨日+7.9%に対して今日は-12.5%と大きく売られました。
海外でも韓国KOSPIが-5.8%、SKハイニックスやサムスンも大幅安と、アジアのハイテクが一斉に売られました。
注目すべきは、東証プライム市場では値上がり/値下がり銘柄数は58%/39%と、実は値上がり銘柄の方が多いこと。
東証バリュー株指数は-0.6%、グロース株指数は-2.1%と、売られたのは値がさのグロース中心で、バリュー株にはむしろ物色が広がっていました。
指数を引っ張っていたのが一部の値がさAI株に偏っていた、その裏返しですね。
一極集中ではない、健全といえば健全なマーケットに、今日だけではなくこれからなっていくのであれば、(指数は上がりづらくなるかもしれませんが、)ファンダメンタルズで見る投資家にとっては、いいマーケットが戻ってくるかもしれません。
どういった方向性がでてくるか、注目のところです。
中小型株はグロース250指数が-2.5%と、大型株のリスクオフに付き合う形で下げました。
その中で、パワーエックスが+2.9%とプラスを保ったのと、直近IPOのLiNKXが今日もストップ高だったのが、数少ない明るい材料でしたか。
中小型株も大型株同様、まずは落ち着き待ちですね。
半導体市場そのものと、関連企業の収益拡大は、この先も続くと見ています。ただ、心理的には怖さの方が先に立って、なかなか買いづらい状況ですね。
需給面でも、来週月曜が配当金支払いのピークで再投資の買いが期待される一方、来月初にはETFの分配金捻出売りも控えていて、サポートは少し心もとないところ。
積極的に売る場面ではないと思いますが、しばらくは様子を見つつ、大きく下がったものだけを拾っていくスタンスでしょうか。
モメンタムが戻るきっかけ待ち。いっそセリングクライマックスのようなものが来てくれれば、それはそれで買うチャンス、そんなところです。
今週もお疲れさまでした。
原文URL
https://market.kiwameinvestment.com/column/w6/24309/
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