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公開日時:2026年6月23日22時01分

 

長らく「国内の建設投資に連動する成熟した空調機器メーカー」と見られてきた銘柄が、市場の評価軸を塗り替える転換点を迎えています。

旧来の「ディフェンシブな成熟株」という色眼鏡の裏側で、事業モデルは静かに、しかし確実に高収益・高還元体質へと作り替えられています。

 

主力の国内事業では、大型再開発や経年ビルの設備更新需要を着実に取り込んでいます。

これに加えて、AI時代の到来を背景とした次世代データセンター向け空調設備への旺盛な需要を直接享受し始めており、成熟産業の銘柄が構造的な成長テーマの中心に立つ構図が見え始めています。

 

足元は人件費・物流費の上昇や海外事業の不振が一時的に利益を圧迫し、減益の見え方になっています。

しかしその裏では受注残高が過去最高水準まで積み上がり、価格転嫁も浸透しつつあります。

本業の地力はむしろ強まっている、というのが実態です。

 

そこに、2桁の自己資本利益率の定着と高水準の株主還元方針、負債を活用した大胆なバランスシート改革が重なります。

下値はセクター並みのバリュエーションと厚い還元で支えられ、上値は成長テーマと資本効率改善で開いていく──リスク/リワードが非対称に傾いた、まさに初動の局面と見ます。

株価は中期で+35%前後のアップサイドを見込みます。

 

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原文URL
https://market.kiwameinvestment.com/column/w2/24290/

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